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隠れ家ブックカフェを発見!函館に行ったら絶対に行きたい「百閒」

  • 2017.2.25
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“ゆっくり本を読みたい、考え事をしたい、じっくりと話がしたい”そう思って来ていただけるお客さまのために。気軽に立ち寄れて、静かな時間を過ごせる、北海道・函館の本と珈琲と酒「百閒(ひゃっけん)」をご紹介します。

少しずつ「百閒」のかたちをつくっていけたら

店名の「百閒」は日本の小説家、内田百閒から。お客様がくつろげるように、静かな場所をつくりたいという思いから、店主の山本さんが2年ほど前にオープンさせました。お店はもともと50〜60年前まで店舗兼住宅の古本屋さんだったところ。店内にはテーブル席が3つ、その奥にはカウンターを備えたキッチンがあります。
山本さんが一つひとつ手づくりするカフェメニューをはじめ、お酒にもぴったりな軽食まで和洋問わず楽しむことができ、アルコールなどのドリンクも幅広く取り揃えています。一見、カフェとは思えないほど充実したメニューに、山本さんは「世の中のカテゴリーに当てはめて、お店をつくっていかなくてもいいって思ってます。少しずつ『百閒』というお店のかたちをつくっていけたら」と話します。

本はスタッフなんです

「ここにある本は店のスタッフのようなものなんです。私が忙しい時は来られたお客様の接客をしてくれてますから。すべて自分が持っていた本を並べています。お客さまが本を読んだ時にちょっとでも素敵な一文を見つけたり、気に入った一枚の写真を見つけたり。そんな知り合い方をしてくれたら嬉しいですね。そのために良い本を見つけたいと思っています」と山本さん。

居心地の良い小さな空間

勉強しに行く。お酒を飲みに行く。ゆっくりおしゃべりしたい。喉が渇いたからちょっと立ち寄ってみる...。どんなニーズでも、その人が“百閒で”というものを見出してもらいたい。そんな想いが函館の街の一角で灯るようにある小さな空間「百閒」で、心地よいひと時を過ごしてみませんか。
writer / 渡邊 孝明 photo / 渡邊 孝明

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