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お弁当に「炒めれんこん」が大活躍! 手軽にレパートリーを増やすコツとは

  • 2017.2.22
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お弁当の献立はどんな風に決めていますか? 肉や魚、卵料理などメインのおかずは比較的、決めやすいと思いますが、慣れないと迷ってしまうのはサブのおかずではないでしょうか。

れんこんは、炒めたあとでも水分がにじみでたりしないので、お弁当にとても向いている根菜です。しかも、冷めても味が変わりにくく、シャキシャキとした食感が楽しめます。この「食感に変化をつける」というのが大事。お弁当全体の味のバランスがよくなり、満足度がアップします。

れんこんの最大の特徴は、切り方を変えると食感が変わること。
1節を縦半分に切ってから、棒状といちょう切りなど、切り方を変えて「炒めれんこん」にすると、レパートリーを手軽に増やすことができます。

今回は、切り方の違うシンプルな「炒めれんこん」を2品ご紹介します。

れんこんは皮つきのままでOKです。調理時間の短縮にもなりますよ。

■れんこんのカレーおかか

<材料> ※作りやすい分量で
れんこん 縦1/2節(180g )
ベーコン(薄切り)2枚
サラダ油 大さじ1
カレー粉 小さじ1
しょうゆ 少々
削り節 5g

<作り方>
1、れんこんは縦に長さ4cmに切る。ベーコンは幅2cmに切る。

2、フライパンにサラダ油を入れて熱し、ベーコンを炒める。脂が出てきたられんこんを加えて炒める。

3、カレー粉と塩をふって炒め、しょうゆで風味づけする。

4、火を止めて削り節をまぶす。

・濃いめの味付けで冷めてもおいしく食べられます。
・縦に切ったれんこんは、シャキシャキとした歯触りです。

■バジルれんこん

<材料>※作りやすい分量で
れんこん 縦1/2節(180g )
にんにく 1/2かけ
赤唐辛子(輪切り)少々
オリーブオイル 大さじ1
塩 ふたつまみ
乾燥バジル 小さじ2

<作り方>
1、れんこんは薄いいちょう切りにする。

2、フライパンにオリーブオイル、にんにく、赤唐辛子を入れて熱し、香りが出てきたられんこんを炒める。

3、れんこんが透き通ってきたら塩とバジルをふる。

・小分けにして冷凍保存できます。
・細かく刻んでオムレツの具にしたり、ピザ用チーズをのせてトースターで焼いたりしてチーズ焼きするのもおすすめです。

いちょう切りをカレーおかかに、棒状に切ったものをバジルれんこんにというように、味つけと切り方を入れ替えると、違った印象のおかずになります。

■ひと手間で長持ちに! れんこんの保存方法
れんこんはできるだけ早く調理するのが一番ですが、びっくりするほど長もちする、保存方法も紹介します。

(1)ラップに包んで保存する

ラップで包み、10度以下で保存します。乾燥すると水分とともに旨味もとんでしまうので、湿度が保てる野菜室がおすすめです。

(2)酢水につけて保存する

空気にふれると黒ずむので酢水にひたして保存します。れんこんが少しあまったときの保存におすすめ。2〜3日で使いきるときは、この方法で。

(3)ゆでてから冷凍保存する

かためにゆでてから冷凍保存します。生を冷凍すると、モソモソとした食感になるので料理が決まらないなら、まずゆでるのが正解。凍ったまま調理でき、便利ですよ。

取材協力/
れんこん三兄弟・宮本貴夫さん
茨城県稲城市でれんこんの生産をしている「れんこん三兄弟」。
https://www.renkon3kyodai.com/

(大久保 朱夏)

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