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サクッと社会復帰! ブランクがあっても再就職できるママの共通項5つ

  • 2017.2.14
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子育てが一段落つくと、もういちど働きたいと願うママたちも増えますね。中には家庭の事情で、予定より早く仕事復帰しなければいけない人もいるかもしれません。

けれど、ママの再就職というのは思いのほか大変なこと。独身、子なしの身軽だったころには次々受かった面接も、連戦連敗してしまう……という話はよく耳にします。

子どもがいること、そしてブランクがあること。これを克服し、企業に採用されるためのコツはあるのでしょうか。

今回は再就職経験のあるママや、人事部門の社員さんなど、あらゆる人たちの声を集めて“復職しやすいママの特徴”を考えてみました。

●(1)職場選びで高望みしない

面接に臨むよりずっと前、職探しの段階から既に気をつけるべき点がこちら。立場を問わず多くの人達が、「高望みしないこと」という側面を挙げていました。

『かつてキャリアを積んできたり、高学歴だったりのママって、復帰する職場を高望みしてしまう傾向があるように思います。ブランクがあり、子どもを抱えている状態で、産前と同じような給与、雇用形態、待遇、仕事内容を求め続けていても厳しいでしょう。正社員は一旦あきらめてパートから始める、お給料は減っても短時間勤務にするなど、ある程度の妥協は必要では 』(30代女性/未婚/金融業)

『あるママ友が、仕事が決まらない、これじゃ生活できないってやたら愚痴るんです。でもね、よく聞いてみると高望みしすぎなんですよ。二言目には「自分にしかできない仕事をしたい」って言う。「スーパーのレジ? そんな誰でもできる仕事はイヤ 」とかって。あれじゃいつまでたっても無理ですよ』(40代女性/既婚/飲食店パート)

●(2)応募前に職場の雰囲気をよく調べる

気になる仕事を見つけても、すぐに応募するのはNG。復帰ママだからこそ、もうワンステップを慎重に踏んだほうがいいようです。

小さな企業で人事を担当している方から、こんなお話がありました。

『採用・不採用を決める最後の分け目って、“職場の雰囲気にあってるかどうか”だったりします。どんな雰囲気の職場なのか 、応募前によく調べてみてください。ヒントはたくさんあります。たとえば募集HPなどに、社内の様子や社員さんの写真があったらよく見ておくこと。年齢層、服装などを観察してみましょうね』(40代男性/既婚/建築業)

●(3)子どもの万が一のときどうするのか、具体的に説明できる

さて、晴れて面接にこぎつけたとしても、まだまだ山場はあります。

子持ちママにとっては避けて通れない質問、「子どもの預け先はありますか?」。これについては、復帰経験者ママたちの声が参考になりそうです。

『復帰をかけた初めての面接のときのこと。その質問に、「保育園にあずけています」って堂々と答えたのですが……その後すぐに、「お子さんが急病のときは、具体的にどうするつもりですか?」と畳みかけられ、タジタジしてしまいました。

しどろもどろになってしまい、結果は当然不採用に。自分以外の誰がどれくらい育児に協力してくれるのかを洗い出し、できれば数値化しておく といいですよ。ご主人はどのくらいの頻度で遅刻や早退ができるのか。親は月に何回くらいならアテにできるのか。ファミサポやシッター、病児保育にもあらかじめ複数登録しておくと、説得力のある回答ができると思います』(30代女性/既婚/会社員)

●(4)資格やスキルを取っておく

仕事復帰の前に、資格を取っておくのも賢い方法です。資格とは、「私には○○をする能力があります」という分かりやすいラベルのようなもの。あって損はないはずです。

『私の姉は、子育てしながら勉強して、試験を受け、保育士の資格を取りました 。保育園での実務経験がなくても、“乳児の子育て経験+資格”をアピールして、ベビーシッターとしてすぐに復職することができましたよ。数年そこで経験を積んで、今は非常勤保育士として働いています。私も目下、医療事務の勉強中です!』(20代女性/既婚/主婦)

●(5)“子持ちで復職する”ことを、特別だと思わない

実はこれが、今回最も多く寄せられた意見。特に未婚の社員さんたちから聞くことができました。

『職場にはたくさんの人がいます。既婚、未婚、子なし、子あり。子どもの年齢だって乳幼児、学生、さまざまです。中には介護をしながら働いている人もいますよね。みんな事情を持ちながらも、融通をきかせあって働いている。それが現実なのです。“子持ちで復職する”ということは、特別な事情なわけじゃない 。そこを分かっているかどうかって大事かなと思います』(40代女性/未婚/教育関連)

『働くママさんとしては、子どもの事情で突発的に休めるのか、有給はきちんと消化できるのか、などを面接で確認しておきたいところですよね。分かります。でも、あまりにも強く聞かれると、「この人って入社後、周りとモメそうだな 」と思ってちょっと避けちゃいますね。誰だって、「今日はちょっと休みたいなー」「有給取りたいなー」って思いながら、少しずつゆずりあってやってるんですから(笑)』(30代女性/未婚/通信業)

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参考になったでしょうか。

どんな姿勢で復帰に望んだらいいのか、もしも迷ったらちょっと立ち止まってみて。

そして、「私は、どんな人とだったら一緒に働きたいと思うかな?」と自分自身に問いかけてみましょう。もしかしたら、おのずと答えが見えてくるかもしれません。

●文/パピマミ編集部
●モデル/ゆみ

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