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知る人ぞ知る大阪名物!老舗和菓子店がつくる絶品もちもちおこわ「とん蝶」

  • 2017.2.9
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大阪名物といわれるものは色々ありますが、賞味期限は当日、通信販売もしていないという、知る人ぞ知る大阪名物があるのをご存じですか?大阪でしか買えない地元の味、絶品おこわ「とん蝶」をご紹介します。

上質な国内産もち米の白蒸し「とん蝶」

大阪の老舗和菓子店「御菓子司 絹笠」の看板商品は、和菓子ではなくなんと「おこわ」。
厳選された国内産もち米から作った、賞味期限わずか一日の白蒸しおこわはふっくらもちもち。大阪の昆布文化ならではの塩昆布、そして彩りと箸休めにぴったりなカリカリした食感の小梅。これらが一体となって出来上がるのが「とん蝶」です。

「御菓子司 絹笠」の初代オーナーが昔、天王寺にあったお店でおいしい豆ごはんを食べ「こういうのをうちの店でも出したい」と思い、店にあった材料(もち米、大豆)で作ったのが最初なのだそう。
「とん蝶」とは、「とんぼ+蝶々」のことで、昔なつかしいふる里を思い出してください、という意味で、50年前につくりはじめ、レシピは当時のままです。

百貨店限定や期間限定の味も

阪神百貨店限定「とうもろこしとん蝶」は、外国人観光客にも人気でリピーターも多いそう。「黒豆入りとん蝶」は、通常の大豆が「黒豆」になったもので、10月からゴールデンウイーク頃までの限定販売。ごはんがほんのり色づき、お赤飯のようです。

50年もの間、大阪の人々に愛されてきた「とん蝶」は、親子代々のファンも多いそう。「こどもの時によく食べていた」と懐かしい気持ちになる、まさしくふるさとの味です。

電車旅のおともや差し入れにもおすすめ

「とん蝶」は竹皮を模した内側がアルミ加工になっている包みに入っており、においがしないので、映画館や電車の中でも食べられる、と購入する方もいるそう。一つ、ごはん二膳弱くらいの量があるので、食べ応えも十分。おこわで腹持ちも良いことから、軽い駅弁代わりにもなります。
個別包装が便利、と差し入れに利用する方も多いんだとか。

「とん蝶」は「御菓子司 絹笠」本店等のほか、阪神梅田本店、新大阪駅構内のキヨスクでも販売しています。新幹線を利用する際などに、大阪にしかない、どこかなつかしい味を、ぜひ堪能してみてください。

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