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「奥二重」の魅力を最大限に活かすメイク【ここまで立体感UP】

  • 2017.2.5
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生まれつき「知的」な奥二重は会社メイクに最適なんです

奥二重メイクのポイントとは?「すっとした涼しげな目の形だからこそ、派手になりそうなメイクも品よくまとまる利点を生かしましょう。もとの目の形を生かしつつ、丸みと立体感を引き出して」さらに勝負は目尻と下まぶたにあり。「効果があるところにメイクすることが大事。色を感じさせるのは目尻側、下まぶたは目の形を問わずみんな平等だからちゃんとメイクするべき。まつ毛をしっかり上げれば、華やかさも引き出せます」オフィスにも最適なメイクに、いざ挑戦を。

●すっぴんの奥二重
目頭側は二重幅が見えず、黒目の外側のみ二重幅あり。そのため、目頭から目の中央までがはれぼったく、重みのある印象。まつ毛も直線的でさっぱりしている。

●メイクでここまで大きくなる
目頭、中央、目尻側と縦に3分割してシャドウをのせたことで、目が立体的&丸みを帯びて見える。ちょっとだけタレ目風にすることで優しげな印象に。

ツボをおさえればOK♥メイクテクを紹介!

「ポイントは上まぶたも下まぶたも目頭、中央、目尻と3分割してシャドウをのせること。優先するべきは立体感! 立体感を演出するべきところに、効果的にメイクをするのが◎」

使ったのはコレ!

【a】アイシャドウはベーシックなブラウン系。パール感が控えめで大人っぽい。デザイニングカラー アイズ 05 ¥6800/SUQQU

【b】まつ毛ギワを埋めるのはリキッドで。濃い黒が適任。ケイト デジタルメモリーライナー BK-1 ¥1400/カネボウ化粧品

【c】ネイビー。ヴィセリシェ カラーインパクト ジェルライナー BL900¥950(編集部調べ)/コーセー

【d】ロングタイプ。マジョリカ マジョルカ ラッシュエキスパンダー ロングロングロング BK999 ¥1200/資生堂改ページ:[ 奥二重を“優しげデカ目”にするメイクはコレ! ]

HOW TO MAKE-UP

1.目頭側は眉下まで明るくする
パレット左上の色をチップで目頭側1/3にのせる。目のキワから眉下まで骨格の丸みに沿ってのせることで、アイホールから鼻すじにかけての立体感にエッジが出てくる。

2.中央はベージュをのせておく
パレット右上のベージュを目の中央1/3の範囲にのせる。横幅は黒目の幅よりも少しだけ広くする。目頭側は1でのせたホワイトとうっすら重ね、繊細なグラデになるように。

3.目尻側はブラウンで陰影を強調する
右下のブラウンを目尻に。チップだと色が出すぎるのでブラシでのせて。目尻を起点に、キワにそってひとはけ、アイホールにそってひとはけして「く」の字っぽくのせる。

4.目頭から目尻までインサイドライン
リキッドライナーでまつ毛の下からインサイドラインを。黒目がちに見えるのはもちろん、まつ毛が濃くふさふさ見えるといううれしい効果が!

5.見えるところだけネイビーのラインを
二重幅があるところに限定してネイビーのラインをオン。後ほどシャドウでぼかすので、ラインは長めにしても大丈夫。目のフレームを延長させつつ、色が見える程度までのばして。

6.締め色でラインのエッジをぼかす
パレット左下の締め色を、5で描いたラインと少しだけ重なるようにのせてぼかす。まばたきしたり伏し目にしたときにラインとシャドウの境目がぼけていることがポイント。

7.下まぶたも3分割でシャドウをオン
目尻から1/3にネイビーライン、黒目下はベージュ、目頭にホワイトと上まぶたと同じ配色にすると目が丸く大きく見える。ラインは広めにぼかしてタレ目風にすると◎。

8.縦割りのグラデで立体感がアップ
マスカラはカーラーでまつ毛をがっつり上げ、根元から塗って縦方向に目を大きく見せる演出を。完成した縦割りグラデは、なんともいえない色っぽさまで漂ってキレイ!

完成!

「奥二重の目は、二重には出せないノーブルさがある。それが魅力です」と千吉良さん。奥二重だからメイクが上手にできない、なんて嘆くより、自分の目の美しさを引き出すメイクを意識してみよう。「メイクの目標は、知的なノーブルさのなかに色っぽさを感じさせること。涼やかなイメージを味方につけたメイクを楽しんで」

教えてくれたのは

ヘア&メイクアップアーティスト 千吉良恵子さん

撮影:押尾健太郎(人物)、伊藤泰寛(商品)、ヘアメイク:千吉良恵子/cheek one、モデル:谷口蘭、スタイリスト:程野祐子、取材・文:丸岡彩子、構成:鬼木朋子

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