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不足しがちな亜鉛が豊富! 牡蠣の豆乳スープ

  • 2017.2.3
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牡蠣がおいしい季節。カロリーは低いのに、栄養は豊富、とくに亜鉛というミネラルが多く含まれるのが特徴です。

© Nishihama - Fotolia.com

亜鉛は、古い細胞を分解し新たな細胞を合成する、新陳代謝を活発にする働きがあります。この亜鉛不足になると現れる、代表的な変化が“味覚障害”。

亜鉛が不足すると、舌の細胞分裂が正常に行われなくなり、味覚を感じにくくなってしまいます。舌の細胞はわずか1ヶ月ほどの短いサイクルで入れ替わっているため、変化が早く現れやすいのです。

ほかにも肌荒れや脱毛、免疫力の低下など、女性が気になる美容に影響がでることも。

そこでご紹介したいのが、今回のレシピ。

牡蠣はフライ、バター焼きなどが定番ですが、だしがよくでるので汁物で使うと一層おいしくいただけます。

生姜を効かせた牡蠣の味噌汁は、旨みが強くおいしいのでよく作りますが、今回は同じくだしがでる青のり、そしてヘルシーな豆乳と組み合わせて簡単スープに。

冷えた体がほっこり温まるスープですよ。

■牡蠣の豆乳スープ

レシピ制作:管理栄養士 長 有里子

<材料 2人分>
かき 10~12個
豆乳 600ml
青菜(ほうれん草や春菊など) 4株
青のり 大さじ2
生姜 1かけ
酒 大さじ2
醤油 小さじ2
塩 少々

<作り方>
1、かきは汚れをとるため片栗粉(分量外、量は少々でOK)をふりかけて混ぜ、水で洗う。

2、鍋に豆乳、酒、生姜の細切り、ゆでて3cm幅に切った青菜、かきを入れ、火にかける。煮立ったら火を止め、青のりと醤油、塩を入れて味を調える(豆乳は沸騰させすぎると分離するので注意)。

亜鉛不足は、成長期のお子さんの発育不良の原因を引き起こすともいわれています。ぜひとも牡蠣がおいしいこの季節に、親子で食べてみてくださいね。
(長 有里子)

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