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こぶりな身に旨みがギュッ。日本三景・松島の絶景を眺めながら期間限定のかき料理を

  • 2017.1.19
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「味処さんとり茶屋」は、宮城県松島町にある海鮮料理店。毎年、秋から3月までの限定で提供するカキ料理は、県外から訪れるリピーターも多い人気メニューです。広島の宮島、京都の天橋立と並び日本三景に数えられる松島の絶景を楽しみながら、旬のカキ料理を味わってみませんか?

松島湾を望む海鮮料理店

JR仙台駅から電車で約40分。JR松島海岸駅で下車し、松島湾を眺めながら10分ほど歩いた先に、「味処さんとり茶屋」はあります。

カラカラと引き戸を開け店内へ。客席は1階と2階にあり、おすすめは日本三景・松島の多島美を望む2階席。窓からは観光名所の五大堂や、松島湾を行き交う遊覧船を見渡せるほか、冬には粉雪が降り積もる墨絵のような景色も楽しめます。

ミルキーな味わいが広がる、冬限定のグルメ

「味処さんとり茶屋」の看板メニューといえば、厚みのある穴子をまるまる1本使った「松島あなご丼」ですが、今の時期のイチオシはカキ。

10月から出荷が始まるカキは、松島を代表するグルメのひとつ。小ぶりな身に旨みがギュッと凝縮されているのが松島産カキの特徴で、寒くなるほどぐっと濃厚な味になるといわれています。

数あるカキ料理のなかでも特におすすめなのが、殻焼き、ポン酢和え、フライのカキ料理3種が味わえる「カキ三昧セット」。「味処さんとり茶屋」では冷凍ものは一切使用せず、地元の漁港で獲れた新鮮なカキのみを使っているため、収穫時期にあたる10月中旬から3月下旬までの期間限定で提供しています。

3種のおいしさを食べ比べ

まずは定番の「殻焼き」から。カキは旨みを逃さないよう、殻のままじっくりと蒸し焼きに。新鮮なカキならではのミルキーなおいしさを楽しんでほしいと、下味などはせずシンプルに仕上げています。

ひと口ほおばると、プリプリの身から濃厚な旨みがじゅわり。カキは加熱することでおいしさが凝縮され、より味わい深くなるのだそう。口いっぱいにあふれる磯の香りに思わず頬がゆるみます。
そのままでも十分おいしいのですが、レモンをさっと絞ってさっぱりと味わうのもおすすめです。

続いて「カキ酢」をひと口。カキのクリーミーな味わいにポン酢の酸味が加わり、すっきりとしたあと味です。貝柱のこりっとした食感も好アクセント。薬味のネギやもみじおろし、シソの香りも重なり、清涼感のある味わいが広がります。

最後にあつあつのカキフライをいただきます。大粒のカキフライは、衣はカリッと、中はぷりっとした食感。カキが固くなりすぎないよう、加熱する時間は粒の大きさによりその都度変えているのだそう。熟練の技が光るフライは、カキのジューシーな味わいを存分に楽しめます。

ほかにも、甘辛いタレがカキと相性ぴったりの「カキ天丼」(1300円)や、サクサクとした食感が楽しい「カキの天ぷら」(980円)などがラインナップ。
カキ料理はどれも3月までの期間限定。海辺に粉雪が舞う冬の松島観光とあわせ、旬のおいしさを味わいに訪ねてみてはいかがでしょうか?

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