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神秘的なプリズムの光を体感! 「吉岡徳仁 スペクトル」展が資生堂ギャラリーで開催中

  • 2017.1.17
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神秘的なプリズムの光を体感!
「吉岡徳仁 スペクトル」展が
資生堂ギャラリーで開催中2016.01.17CLIPPING

吉岡徳仁という名を聞いて思い出すのは、2015年に京都の重要文化財に指定された寺院で設置、披露された「ガラスの茶室-光庵」だろうか?それともスワロフスキーの外観に光るミラーファザードだろうか?

デザイン、アート、建築など幅広い領域において、自由な着想と実験的なテクノロジーから生まれる作品を多く世に送り出し評価されている吉岡徳仁。
日本のみならず、ニューヨーク近代美術館、パリのポンピドゥセンター、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館など世界の主要美術館で永久所蔵品に選ばれる世界的なアーティストだ。
これまで自然と人間の関係性に着目し、光がもたらす感覚を追求し研究を重ね、独自の手法で作品を表現してきた。

資生堂ギャラリーで開催されている展示会「吉岡徳仁 スペクトルプリズムから放たれる虹の光線」でメインとなるのは、200点ものプリズムで作られた彫刻から放たれる神秘的な虹の光線を体感してもらう、新作「スペクトル」のインスタレーション。
その無数の光を見ていると、自分が宝石箱の中に入ったかのような錯覚におちいる。

また “KATANA(カタナ)” と名付けられたプリズム状のベンチが同時展示されている。これはパリ・オルセー美術館でセザンヌやモネといった印象派と共に常設展示されている “Water block”を思い起こす。

2013年、東京都現代美術館で開催された個展「TOKUJIN YOSHIOKA_Crystallize」で発表された「虹の教会 – Rainbow Church」からまたさらに進化を遂げ、光を自由自在に操る魔術師にまた一歩近づいたかのように見える吉岡徳仁。
銀座に出向いて、徳仁マジックという、光の宝石箱の中に入って見てはいかがだろうか。(Text:Yukie Nakagawa)
会場:資生堂ギャラリー東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
会期:2017年1月13日(金)~2017年3月26日(日)
開館時間:平日11:00~19:00(祝祭日11:00~18:00)休館日 毎週月曜
URL:http://www.shiseidogroup.jp/gallery/
主催:株式会社資生堂
協力:株式会社吉岡徳仁デザイン事務所

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