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ネットで情報収集できる? 子どもの“海外進学”に向けて準備する方法

  • 2014.12.4
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【ママからのご相談】

幼稚園児の子どもを持つ母です。小学校を選ぶにあたって、世の中の国際化を考えると、地元や県外だけでなく、国外への進学もアリかな? と思うのですが、どこで情報を集めたらいいでしょうか?

●A. 情報入手はネットを活用しましょう。

こんにちは。海外在住プロママライターのさとうあきこです。

日本と世界の垣根が低くなり、海外への転勤や転職が増え、海外で生活・教育を受けるお子さんも増えています。その結果、日本国内の帰国子女数が増え、海外での教育に興味を持つきっかけも多くなりました。家族や母子で、自主的に海外へと留学・進学する例もあります。

実際に海外へ移住したり留学した人へのインタビューから、興味はあっても海外に知人などの情報源を持たない場合に、どうやって情報収集すればいいのかを探ってみましょう。

●現地ママのブログを検索

『現地の知り合いはネットで作りました』(アメリカ在住2児のママ、Eさん)

まず聞いてみたいのは経験談。同じことを考え、実行した人がいるなら、その人の話を参考にしてみたいですね。

EさんはネットのSNSなどで不特定多数に呼びかけるのは避け、個人のブログを見つけてはコメントを書き込んでいたそうです。必ずしも、自分の狙っている国や学校ではなくても、海外の生活の様子と教育事情の違いを知ることができたとのこと。生の声だけに学ぶところも多そうですね。

●海外留学手配会社に問い合わせる

ただし、体験者の話にはどうしても偏りがでてしまいがちです。そこで、幅広い情報を得るためには、専門業者の話を聞くことが大切です。

『英語力にも不安があったから、業者の説明会に参加した』というGさん(30代ママ)は、『その場で同じことを考えている人と出会って情報交換もできた』と語ってくれました。

高校生や大学生がほとんどだった留学生の対象も、今は小学生や中学生も含まれるようになりました。また、学校教育を全て外国で受けさせたいと考えるなら、留学ではなく海外のプライマリースクール(小学校)への正規入学も考慮すべきでしょう。

個人的に短期間留学するのではなく、移住して正規に入学するとなると、ビザや入学資格なども難しくなります。専門業者に問い合わせると、日本人が入学しやすい国や学校を中心に紹介してくれます。

●現地校に問い合わせる

最終的には、実際に通わせたいと考える学校に直接問い合わせするのがもっとも近道です。ほとんどのインターナショナル校や現地私立学校では、専門の窓口を持ち、電話やメールで質問に答えてくれます。

また、ホームページで詳しい入学手続き方法も説明されています。ただし、全て英語対応となるので、個人で問い合わせるには、それなりの語学力が必要となります。

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海外進学は決して簡単ではありませんが、確実にその数は増えています。

興味を持ったなら、まずはブログ検索で、もっと知りたくなったら専門業者から情報収集をしてみましょう。その上で、現実化が可能かどうかを家族でよく話し合い、判断してみてはいかがでしょうか?

(ライタープロフィール)

さとうあきこ(海外在住プロママライター)/子育て、教育、健康、食、仕事、人間関係などなど、海外に場所を移してもやっぱり悩むことは多いし大変。でも、ガッツリ取り組んでみたらなんだかおもしろい! 何かと不便な海外生活の中での工夫の数々と、実際に体験した失敗と成功を元手に、日々多方面へと情報発信中です。フルタイムプロライターとして、またライフワークとして、好奇心のおもむくままに、時には情報の海を、時には世界中を母娘で旅しながら、子育て・自分育てにまい進中。

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