1. トップ
  2. 恋愛
  3. 世間では賛否両論? 子どもを0歳から保育園に入れるメリット5つ

世間では賛否両論? 子どもを0歳から保育園に入れるメリット5つ

  • 2017.1.7
  • 4230 views

こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

子どもを保育園へ入園させるかどうか、そこには家庭ごとの“理由”があるものです。

ただ、生まれて数か月以内の0歳児を保育園に預けることに関しては、世間で多くの賛否両論が交わされています。

ここでは、どちらかというと「何も生まれてすぐに預けなくても……」という声が多い0歳の保育園入園について、実際に0歳のわが子を保育園に通わせている、または通わせたことのあるママ4人にうかがった「メリット」をご紹介します。

●(1)親の自由時間が増える

インタビューした4人ともが何らかの形で認めたのが、「親の自由時間が増える」というメリットです。

2歳の女の子を生後3か月から保育園に預けているというTさんは、『産後3か月で職場復帰できたのは、保育園のおかげ』と言います。

10か月の男の子を保育園に通わせているというNさんは、出産を機に仕事を辞めたものの、ステップアップを狙って産後半年で資格取得のための勉強を始める予定だったため、『0歳保育があって本当に助かった』そうです。

他の2人のママも同じように、外で働く、または習い事に通う時間など、自由に使える時間が持てた ことをメリットにあげました。

●(2)子育てを助けてくれる存在

7歳の女の子のママUさんは専業主婦でしたが、娘さんを0歳から幼稚園入園まで保育園に預けたそうです。

その理由を尋ねると、『子育てに自信がなかったから』との答えが返ってきました。

自身が一人っ子、両親とは離れて暮らし、ご主人は出張の多い職業というUさんは、子どもと二人きりでいる時間の長さと孤独感に、生後3か月ごろにはもうノイローゼ気味だったそうです。

『相談相手を探していたときに、保育園の体験入園会に行ったら、保育士さんが何人もの0歳~4歳の子どもたちの相手を上手にこなしているのを見て、「これだ!」と思ったの』

Uさんの場合は、子育てを完全に任せてしまうわけではなく、数時間や半日保育で預けながら、プロの保育士に育児の相談ができた ことが一番のメリットだったというわけです。

●(3)一日のリズムが整いやすい

Uさんはさらに、子どもと二人でいると、お互いの都合で一日のペースがバラバラになり、夜中に起きだした娘の相手をして昼夜が逆転してしまうこともあったと話してくれました。

『保育園に入れることで、起きる時間、食べる時間、寝る時間が自然と固定して、イライラが減ったのも、大きなメリットだった』と言います。

一日のリズムの基礎となってくれる 保育園の存在はUさんにとっては救世主だったようです。

●(4)子どもとの時間を有意義に過ごせる

前述の、習い事のために0歳児の子どもを保育園に通わせているNさんは、こんなことも話してくれました。

『自分の都合で保育園に入れたことで罪悪感も持つけれど、だからこそ、子どもと一緒に過ごす時間を大事にできていると思う』そうです。

24時間育児に取り組んでいると、子どもと一緒に過ごせる時間のありがたみや幸せ を実感するチャンスはあまりないのかも。

確かに、“離れて初めてわかる”こともあるのでしょう。

●(5)入園しやすく慣れやすい

最後に、2歳の男の子を生後2か月から不定期で保育園に通わせているというIさんがあげたメリット。

それは、「入園の競争率が低い」ということと、「子どもが保育園に慣れやすい」ことでした。

保育園ごとに条件は違うでしょうが、確かに0歳からの入園希望者は2歳、3歳に比べると少数の傾向があります。

また、子どもが物心ついてからだとママと離れるのを嫌い、保育園に馴染めない例も確かに多いようです。

特に将来的に保育園に預ける必要がある家庭では、0歳児のうちから数時間や半日保育としてでも入園して籍を確保し、子どもを保育園慣れさせておく とスムーズかもしれません。

●まとめとして

ここでは主に親の都合とメリットをご紹介しましたが、0歳からの保育園通いは、子どもにもメリットを与える可能性があります。

たとえば、Uさんの娘さんは幼稚園でも小学校でも、常にクラスのまとめ役になるようなリーダーシップを持った子どもに育っているそうです。

『保育園で早いうちから自立を学んだからだと思う』とUさんは考えています。

核家族、それも一人っ子家庭では身に付きにくいとも言われる“社会性”が身につきやすいという意見も聞かれました。

0歳児保育を検討している方にとっては、心強いメリットの数々です。

ただ、育児方針は家庭ごとに異なります。親も子どもも含めた各家庭にとってのメリットとデメリットをよく考慮した上で、0歳児の保育園入園を決めたいですね。

●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
●モデル/杉村智子(まさとくん)

の記事をもっとみる