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「結婚」=「幸せ」本当にそうなの?【蝶々さんインタビュー後編】

  • 2017.1.5
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小悪魔ブームの火付け役にして現代女性のカリスマ、超人気エッセイストの蝶々さん、渾身の書き下ろし!
2014年に「あえて結婚せず」シングルで女児を出産し、ますますパワーアップ! さらなる「自由」の重要性を体感中の著者が、すべての女性に対して声を大にして、祈るような気持ちで叫ぶ、感動の生き方指南本が誕生!

「結婚から、男性から、妊娠出産から、育児や家族から、美貌や年齢から、お金から、過去やトラウマから、人目から、ファッションや自意識から、常識から……あなたを不自由にしているその呪縛、バシバシ、私が解かせていただきます!」(蝶々)
 
そんな蝶々さんにWoman Insightが1年ぶりに行ったインタビュー。後編では「オンナの自由」についてさらにじっくりとお聞きしました! 読み終わった頃には、きっと今よりも心が軽くなっているはず。
前編はコチラ→元小悪魔・蝶々さんが訴えるオンナの自由とは…【インタビュー前編】
 

___【結婚から自由になる】

Woman Insight(以下、WI) 本書では色んな「オンナの自由」について書かれていますが、きっと多くのオンナたちが気になっているであろう【結婚から自由になる】について伺ってもいいですか? 今って、20代の子たちほど結婚したがっていて、早くから婚活してる子が多いんですよ。
蝶々さん(以下、蝶々) 不安だからよね。収入不安、将来不安。私たちが20代の頃よりも、この先ひとりじゃ生きてけないって思ってる婚活女子も多いんじゃないかしら。
 
WI だからなのか「好きな人だから結婚する」って子ももちろんいると思うんですけど、好きとかよりも「条件の良い人と結婚したい」って子も多い気がします。
蝶々 まぁ、それはそれでその人の生き方だけど、輝いてはいないよね。結婚しちゃえば楽になれるとか幸せになれるって思っているんだろうけど、絶対それはないよね。読者の方々でも、そういう動機で結婚に逃げ込んだようなかんじの方って、かえって結婚生活の現実だったり、その負荷の重さの方に押しつぶされそうになって、でも友達や家族には言えないし……ってモンモンとしちゃってる方がすごく多いの。
 
WI 本当にそう思います。「みんなしてるから結婚する」とか「条件がいいから結婚する」って人があまりにも多すぎて……結婚って、そこまでしてするものなのかなぁ?なんて思ってしまいます。
蝶々 みんなと違うことがストレスって人多いのよね。きっと小さい時からそういう風に育てられてきたんだと思う。うちの娘を、仕事の時にたまに預かってもらう保育園でもね、粗相をしないように、聞き分けの良い子にしようって教育されていて。ちょっと洗脳に近いよね。 みんなと一緒のことが良いってゆうのが、もう保育園や幼稚園とかから始まってて、よほど個が強いとか深く感じたり考える子供じゃないと、それが染み付いちゃっていくんだなぁ、と。
 
WI みんなと違うことがストレスですか……。たしかにみんなと違ったことをしていると「あれ? 自分ズレてる?」って不安になる時もあります。
蝶々 人それぞれ自分の生きやすいスタイルってあるから、結婚に関しても「みんなと一緒のことが一番大事」って人だったら覚悟してすればいいと思うな。私は本当に良いって思っていないからしてないわけだし……だからって全否定でもないから、もしかしたらモノカキとして、人生のうちのある一定の期間、結婚してみるかもしれないけど……でもする前からすごく憂鬱(苦笑)。向いてないんでしょうね。
 
WI する前から憂鬱なんですか!?
蝶々 女性はね、入籍して嫁に入ると……まず、めちゃめちゃ身体にもらっちゃうと思うし。
 
WI それ、本書にも書いてありましたよね。山梨の温泉での話とか……けっこう衝撃的でした。
蝶々 山梨の温泉での話もそうだけど、イベントとかでも結婚した途端に原因不明の婦人科系の病気になっちゃって……とかって相談もすごい多いの。で、だいたい離婚した人って、籍を抜いた途端、サイキックな人じゃなくても「今まで被ってたものが全部取れた」とか言ってすごくスッキリしてる人が多い。籍に入ってるとそこの係累の人たちの色んなものが全部嫁に来ちゃうんだろうね。
 
WI 籍に入るってすごく重くて、実は怖いことなのかも……。
蝶々 だからそれでも良い! 全部背負える!っていうくらい好きな人じゃないと続かないよね。そういう仕組みとか説明しないまま「オンナの幸せ=結婚」みたいに雑誌とかに追い立てられて「結婚しないとダメな気がする」とか「結婚するとすごい幸せになる気がする」っていう風になってるのも、明朗会計じゃないなぁって思ってる。
 
WI 蝶々さんにインタビューしなかったら、そういう仕組みになってるなんて気づかなかったかもしれないです。
蝶々 別にね、結婚してもしなくてもどっちでも良いと思ってるの。ただ私は、オンナの人が苦しいのがイヤなの。こういう状況だから自分はイケてないとか、引け目を感じたりしている状態がイヤなの。好きなほうを選べばいいけど「結婚して苦しい、でも言えない」って人があまりにも多いから、いやいや、それが普通かも、それでもみんな相手が好きだったり家族が大事だったりするから、なんとか乗り越えて頑張ってるんじゃないのかな?ってことも言いたいのよね。
 
WI 最後に読者へメッセージをお願いします。
蝶々 この本にも書いたけど、オンナの人がこだわりがちな「結婚」がどうとか「美貌」がどうとか、そんなどんぐりのせいくらべみたいなことはもうやめましょう! あなたはあなただからいいの。そもそもオンナはみんな自由。自分らしく、自分なりに楽しんで生きていけばいいじゃない。ただ大人のオンナとして、社会の中で自由にやっていく為には、自分で考えたり時には戦ったり、経験やスキルや人間関係を築き上げることも必要。でも、そういうふうに自分なりのものを積み上げていくことで、どんどんオンナも自由になっていける、結婚するもしないも、どこでどう生きるかも、配給されるものではなく、自分自身で選んでいける、とわかれば、すごく肩のチカラも抜けると思うし、人生ますます楽しくなると思うの。昔は銀座ホステスもしていたし、仕事柄もあっていろんな女性に出会うけれど、いつも世間体や人目を気にしながらギラギラと色んな物を持ってる人よりも、ナチュラルに自分らしく、普通の毎日の中で、生き生き穏やかに暮らしてる女の子のほうが、私にはずっとチャーミングで素敵に見えるよ。
 
WI ありがとうございました!
 
今回のインタビューでは、主に「結婚から自由になる」について伺いましたが、本書では「結婚」以外にも、現代女性を不自由にしている「美貌」、「常識」、「お金」、「運命」、「時間」についてさらに詳しく声高に説明してくださっています。人生楽しんでいるつもりだけど、なんだかスッキリしない、なんだかモヤモヤしている……そんなオンナの人に手にとっていただきたい1冊です。(白鳥優香)
 

蝶々(ちょうちょう)
作家・エッセイスト。コピーライター兼銀座ホステスだった2002年、『銀座小悪魔日記』(宙出版)で衝撃のデビュー。『小悪魔な女になる方法』(大和出版)が50万部を超えるベストセラーになり、一躍女性のカリスマ的存在に。恋愛指南にとどまらず、「女楽」をテーマに、小説やエッセイの執筆、イベント開催、企業とのコラボレーション商品開発など、多岐にわたり活躍中。公式ブログCHOCHOママしぼりも是非チェック!【著者公式HP】https://chocho-u.com/profile

「オンナの自由」蝶々

定価本体1,300円+税(河出書房新社)