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神山健治監督最新作『ひるね姫』メイキング映像 デジタル作画の制作過程が明らかに

  • 2017.1.2
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神山健治監督作『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』のメイキング映像が公開された。

本作は、『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊S.A.C.』の神山健治が、原作・脚本・監督を務める長編アニメーション作品。東京でオリンピックが開催される2020年、居眠り好きな高校生・森川ココネが、夢と現実を行き来しながら家族の秘密を知っていく模様を描く。

この度公開されたのは、原画アニメーターの制作過程の動画を、凝縮して倍速再生したメイキング映像。映像には、原画を担当するアニメーターがペンタブレットを使い、画面上で高畑充希演じる主人公・森川ココネや、満島真之介演じるモリオを描いていく様子が収められている。

『ねむり姫』メイキング①(金田尚美:森川ココネ&モリオ)

『ねむり姫』メイキング①(エロール・セドリック:森川ココネ、ジョイのパート)

本作は、絵コンテ・作画の工程のデジタル化を積極的に導入している。現在のアニメーショ制作の現場では、作画以降の彩色・撮影をデジタル化しコンピューター上で行われているケースはあるが、大半の作品では絵コンテから作画までの工程は、依然として紙と鉛筆による作業がほとんど。そんな中、長編アニメーションの現場で制作初期の段階からデジタル化を行っている作品はまだ珍しく、絵コンテからデジタル化することですぐにムービー化が可能になり、制作中の絵コンテを早い段階から客観的に検証することが可能になった。また、デジタル原画は紙よりもトライアルがしやすく、これまでアナログ作画で壁にぶつかってきたアニメーターが、デジタルツールを取り入れることで一皮むけるケースもあるという。

制作は神山監督が製作の拠点としていたProduction I.Gも所属する、「IGポートグループ」の4つ目の製作会社として2014年に設立されたシグナル・エムディ。新生スタジオでの制作によって、アニメーション制作のデジタル化という、神山監督の新たな挑戦が実現可能となった。(リアルサウンド編集部)