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日本三大車窓の絶景とレトロな観光列車を楽しもう。九州縦断、青春18きっぷの旅【後編】

  • 2016.12.29
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JR全線の普通列車に乗り放題、5日(人)分が1セット(11850円)として発売される青春18きっぷ。いちばんの魅力は、1日のうちで何回でも途中下車ができて、普通列車に1日乗り放題ということ!今回は、そんな「青春18きっぷ」を使った、この冬に出かけたい旅をご提案。お友達と2人×2日の4回分を使って行ける1泊2日の旅をお届けします。第3回は、福岡の博多から九州を南下、鹿児島の枕崎まで、温泉と観光列車を楽しみながら九州を縦断する旅の後編です。

鹿児島からさらに南下、本土最南端の駅も

丸尾温泉に宿泊した翌朝、バスで霧島神宮駅まで戻り、少し早めの7:46に日豊本線に乗車して出発。鹿児島中央駅で指宿枕崎線に乗り換えて枕崎を目指します。

途中にはJR本土最南端の駅「西大山駅」もあります。車窓から、日本百名山の1つ「薩摩富士(開聞岳)」の雄大な眺めを楽しみながら、終着駅の枕崎駅を目指しましょう。

終着駅の枕崎では、芋焼酎「さつま白波」の酒蔵見学へ

枕崎駅に着いたら、本格芋焼酎・さつま白波で知られる「薩摩酒造 花渡川蒸溜所【明治蔵】」へ見学に行ってみましょう。明治時代に確立したという焼酎造りを見学できるほか、同じ敷地内にあるビアハウスではさまざまな焼酎や発泡酒、地元の旬の味覚たっぷりの料理も楽しめます。ここでしか飲めない銘柄もあるのでお見逃しなく。見学は事前に予約するのがおすすめです。

潮騒を聞きながら名物「砂むし」で極上の時間を

夕方には枕崎を出発し、再び指宿枕崎線で指宿まで戻ります。今回の旅の最終目的地・指宿で名物の「砂むし温泉」を堪能しましょう。

地元では300年もの昔から愛されてきたという「砂むし」は、海岸に湧いた温泉で温められた砂で身体を包みこむことで血液の循環がよくなり、老廃物が洗い流されるという"和風サウナ"。身体が芯から温まり、入浴後はすっきり爽快!美容と健康にも効果がありそうですね。

「指宿いわさきホテル」は霧島・屋久島・種子島にも展開している「いわさきホテルズ」のひとつ。リゾートホテルならではのサービスで砂むしが楽しめるのが魅力です。
こちらでは、プライベートビーチのような専用スペースがホテル前に用意され、砂むしの後は浴衣を着たまま入れる露天の上がり湯へ。さらに、別の浴衣に着替えて最上階の「空中温泉」に向かいます。ここで錦江湾を見下ろしながら入浴。ホテル内にあるので、浴衣のまま敷地内を移動してゆっくり楽しめるのもうれしいですね。**********
九州ならではの観光列車や名物の芋焼酎を楽しみ、温泉や砂むしで心身を浄化して、日頃のストレスをすっきり解消できるこのプラン。清々しい気分で新しい年を迎えてはいかがでしょうか。

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