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神戸のスイーツから広島のお好み焼きまで。交通費5千円で、西日本グルメを食べ尽くす列車旅へ【後編】

  • 2016.12.27
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JR全線の普通列車に乗り放題、5日(人)分が1セット(11850円)として発売される青春18きっぷ。青春18きっぷのいちばんの魅力は、1日のうちで何回でも途中下車ができて、普通列車に1日乗り放題ということ!今回は、そんな「青春18きっぷ」を使った、この冬に出かけたい旅をご提案。お友達と2人×2日の4回分を使って行ける1泊2日の旅をお届けします。第2回は、西日本のグルメ旅。神戸から広島まで、スイーツやカキにお好み焼き…、前半に引き続き、おいしいものを食べ尽くします。

[倉敷駅]美観地区のブーランジェリー「ムギ」で朝食

2日目は、倉敷美観地区にあるパン屋さんで朝食をいただくところからスタート。ブーランジェリームギは、体に優しい素材だけを使い丁寧に仕上げたパンを、2階のカフェスペースでいただくことができます。ハード系から菓子パンまで、幅広く揃うので、電車移動のおやつにテイクアウトしてもいいかも。

多くの映画の舞台にもなった風光明美な街・尾道へ

朝食をいただいた後は、倉敷駅から山陽本線に乗り、次に向かうのは尾道。山肌に住宅やお寺が密集する「坂の街」として知られ、歴史と文化が息づいています。倉敷駅から約1時間。尾道大橋をくぐると千光寺山が見えてきます。

[尾道駅]シンプルな味が美味しい尾道ラーメン

尾道では名物の尾道ラーメンをいただきましょう。尾道ラーメンはシンプルなしょうゆ味が特徴のラーメン。駅から徒歩15分ほどの「つたふじ」へ向かいます。とんこつと海産物からだしをとった素朴な味わいのしょうゆ味のスープに、ストレートの細麺がよく合います。

食後は、レトロな街の中を散策したり、「坂の街」を体感できる千光寺公園までロープウェイで登ってみてもいいですね。山頂の展望台からは、小さな島々が織り成す瀬戸内ならではの景観を一望できます。

瀬戸内海沿いを走る人気の路線・呉線で広島へ

尾道駅まで戻った後は、最後の目的地・広島駅へと向かいます。途中尾道駅から2つ先の三原駅で、山陽本線と呉線に分かれます。

ここであえて呉線に乗り換えましょう。

こちらを通った方が時間はかかるのですが、海沿いを走る呉線は、瀬戸内の海の景色を眺めながら移動できる人気の路線なのです。

[広島駅]最後のグルメはやっぱり広島風お好み焼き

この旅最後の目的地・広島で食べるのは、何と言っても広島風お好み焼きでしょう。具材と生地を重ねて蒸し焼きにするのが広島風の特徴。広島市内だけでも数多くの名店がある中で、今回は駅から程近い「京ちゃん」へ。生地で蓋をして蒸すキャベツの甘みと、もっちりとした麺が特徴です。ちなみに、世界遺産・厳島神社がある宮島へ向かう「宮島フェリー」は、なんと青春18きっぷで乗ることができるのです。もし時間があれば広島に宿泊した翌日、宮島を目指してもいいですね。

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神戸から広島まで、ひたすら美味しいものを食べ尽くした今回の旅。心もおなかも大満足できて、元気に新しい年を始められそうです。

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