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あまりがちな二軍調味料が活躍! ガッツリ肉の煮込みからエスニックまで

  • 2016.12.25
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しょうゆや砂糖、塩といった一軍レギュラー調味料はともかく、焼き肉のタレ、ドレッシング、オイスターソースといった調味料はあまりがち。用途が限られているので食卓への登板機会は少なく、気がつくと賞味期限が切れている、なんてことが起こりがちです。だからといってないと不便だから、新しいのを買ってきてしまう、となかなか扱いが難しいですよね。

そんな悩みを克服する、残りがちな調味料の消費法をご紹介。冷蔵庫のなかで眠っているソース類も使い切ってしまいましょう!

© gontabunta - Fotolia.com

■煮込み肉には焼き肉のタレ

焼き肉のときに使用する市販のタレ。あまり焼き肉がヘビロテではないわが家では、買ったことすら忘れていることも…。以前、冷蔵庫の整理をしたら、使いかけのタレが2本もあってギョッとしたことがあります。

だからといって焼き肉のタレを野菜炒めに使ってみても、何回か続けると飽きてしまいます。そこで肉と一緒に煮込んでみたら、意外と本格的な煮豚ができあがりました!
<煮豚の作り方>
1.肉の表面をフライパンで焼く
2.焼き肉のタレと水で肉を煮込む
タレ1に対して水2を目安に、好みで濃さを調整してください。

これだけでもじゅうぶんおいしいですが、ショウガやニンニクを加えると、より風味豊かな味わいになります。

豚バラブロックを使えばチャーシュー風になりますし、スペアリブを使えば絶品おつまみに。また鶏手羽やむね肉でもおいしく仕上がります。

大根や卵を一緒に煮込んでもOK! 料理を作れるタイプの炊飯器をお持ちの場合には、調味料と具材をセットすれば、簡単でしかも時短で作ることができます。炊飯器を使用する場合には、必ず取扱説明書をご確認ください。

■ドレッシングで作る即席漬け

ドレッシングもサラダだけに使っていると、あまらせてしまいがち。そこでわがやでは、いろいろ試した結果、こんな野菜料理に使っています。
・中華風ドレッシング
野菜炒めやチャーハンの味付けに

・ノンオイルの和風ドレッシング
カットしたキュウリや大根と一緒に袋へ入れて、即席漬けの素がわりに

ドレッシングには香辛料なども入っているので、ちょっとおしゃれな漬けものとして来客時にも活躍しています。

■難易度高めのエスニック調味料

エスニック料理を作るときに買った、オイスターソースやナンプラー。これもなかなか使いこなせない調味料の代表格です。そこでこれらの調味料は、こんな使い方をためしてみてください。

・オイスターソース
炒めものだけでなく、スープにプラスすることでコクが生まれます。即席のわかめスープにちょっと入れるだけで、リッチな味わいに変身!
さらに、ウスターソースに少し混ぜるだけで、お好み焼きソースとしても使えます。具材はなんでもOKですが、とくにイカやエビなどの海鮮系と相性が◎。

・ナンプラー
魚介料理に。魚の煮つけや鍋に入れるとうま味がプラスされておすすめ。また、キュウリと一緒に即席漬けにしたり、湯豆腐のタレに入れたりと、和食にも使えます。ふだんの料理がエスニック風になっておもしろいですよ。

ソース系の調味料にはさまざまな素材が入っているので、これだけで味付けが完結するので便利。分量を工夫すればたいていの食材に使えるので、原材料をチェックしながらオリジナルレシピづくりに挑戦してみませんか?
(藤井蒼)

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