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【エルメス】巻きやすいスカーフには選ぶコツがある!

  • 2016.12.20
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無造作にサッと巻くだけでムードが出るエルメスのストール。いつか手に入れたいアイテムのひとつですが、色も柄も素敵すぎて、なかなか選びきれないのも事実。

先日開催された、春夏展示会でもスカーフ&ストールのバリエーションがずらりとあって、その気持ちがさらに強まってしまいました。

まず会場でパッと目に入ったのが、こちらの壁面に絵画のように貼られたシリーズ。

まるでアートのように見えるけれど4枚のスカーフを壁に貼って展示したもの。

いずれもエルメスの定番とも言える馬具モチーフの絵柄をシルエットで見せたもの。クラシカルなのにモダンというところが、とても素敵です。

選び方のひとつが、飽きのこない柄だとすると、これらのような定番柄の進化系は、まさに理想の一枚。白×色の2色使いなシンプルさも使いやすそう。

そう思いながらも、例えばこの4枚があったら、どうやって選べばよいものやら‥‥迷いますよね。

そこで思い切ってエルメスさんに聞いてみました。

私、失敗したくないんです、どう選べばいいですか〜!

縦長も正方形も、どちらも欲しくなる。

いつもエレガントで美しい、憧れの先輩女性でもあるPR担当の方がおっしゃいました。

「そうですね〜、最終的には巻いてみるのが一番なんですよね」

巻いてみても、何枚も見ているうちにわからなくなるんですけどー‼︎

そうたたみかけると、さらりとおっしゃった言葉に目からウロコ!

注目すべきは端の色。左の縦長タイプは裏表で柄が異なる。

「スカーフやストールの端の色を見るのもいいですよ」

端の色とは?

「例えば、このスカーフの端の色はイエローですよね。この色が意外と効くわけです。この色がグレーだと印象が随分変わると思いませんか?」

た、確かに! 黄色だから明るい印象だし、モダンさもある。グレーだったらシックだけど、ちょっと落ち着いた印象だったかも。右のものも、よく見るとブルーが効いている。

ブラウン系に淡いブルーを効かせているところが憎い!

なるほど、端の色は盲点だった。よくよく見てみれば、端のデザインや色使いもいろいろということに気づく。

一見シックなブラウン系のこちらも、端に斜めのデザインがさりげなく入っていて、部分的に使われている淡いブルーの色もクールで素敵です。

このスカーフは、ブラウン系の落ち着いたムードを醸しながらも柄がミックスされているし、見れば見るほど気になる存在に。もしかしたらシンプルな柄よりも、こんな複雑な柄の方が巻いた時に雰囲気が出やすいというか、巻き方が雑でもバレなさそうでいいかも⁈

だんだん、選ぶ方向性も見えてきた気がして、盛り上がります。

右2つは140cm×140cmの大判カシミアストール。

「大判のカシミアストールは秋冬のものというイメージがありますが、春夏にも出していてオススメです。旅に出る時に飛行機の中でも便利ですよ」

むむ、憧れのカシミアストールも! 春夏のバージョンは色使いも軽やかで、それも捨てがたい‥‥。選び方が分かったような気持ちになりながら、素敵すぎて、まだまだ迷ってしまいます。

ところで、このスカーフ&ストール、本気で買うならいつがねらい目なの? 思えば、展示会で盛り上がった気持ちでお店に行っても、なかなか出会えないんですけど……。

「一月から続々入荷する予定です。スカーフ類はこれからしばらく充実していると思うので、こまめのお店を見てみてください」とのこと。2016年のご褒美買いに、年末年始に品定めするとていうのもいいかもしれませんよ。(副編ナカディ)

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