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妊娠率が違う!? 若いうちに不妊治療を行うメリット3つ

  • 2014.12.2
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【ママからのご相談】

私には7歳年下の28歳の妹がいます。同級生同士で結婚した妹夫婦は結婚して4年ですが、なかなか子宝に恵まれません。不妊治療を考えているそうですがまだ若いからと躊躇しているようです。妹から、「早く治療したほうがいいかな」と度々相談されます。不妊治療は早いほど良いと聞きますがどんなメリットがあるのでしょか?

●A. 時間に余裕があるのが何よりのメリットです。

相談ありがとうございます。フリーライターのnanakoです。

卵子の老化が話題に上がってきたのは最近のことのようです。現在、生殖可能年齢にある女性たちがまだ学生だったころ、卵子の老化について保健体育では習いませんでしたね。

私は習っておきたかったと思いますし、これからの子どもたちにはこのことを伝えてほしいと思っています。卵子の老化が事実であるなら不妊治療は時間との戦いになります。

●若いうちに行う不妊治療のメリット3つ

●(1)成功率が高い

なんといっても若いうちの不妊治療は良い結果が得やすいようです。セントマザー産婦人科医院の体外受精の年齢別成功率の調査によると、『34歳までの体外受精の妊娠率は42.7%。そして、35歳から39歳までの妊娠率は33.5%』でした。それぞれ抱える問題は違うのかもしれませんが、若いうちにチャレンジしたほうが良い結果を得やすいのかもしれませんね。

●(2)各種助成を受けやすい

東京都特定不妊治療費助成の概要によると、『平成26年4月1日以降に初めてこの制度を利用する方で39歳までの方は通算6回まで、40歳以上の方は一年に2回まで』となっています。自治体によっては43歳以上の方には助成がない場合もあるようです。

●(3)治療の選択肢が多い

相談者さんの妹さんの場合、時間に余裕があるので、いきなり体外受精を行うのではなくタイミング法や人工授精など徐々に治療が始まるかもしれません。ところが年齢が高い場合は時間がないので、高度な治療法しか選択肢がない場合もあります。

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若くても、難治性の不妊症や早期閉経の方もいらっしゃるので一概には言えませんが、一般的には若いほうが妊娠の成功率も高く、自治体の助成も受けやすいようです。また、女性の原因ばかりではなく男性にも原因がある場合もあります。

20代なら1年、30代なら2年、普通の夫婦生活を過ごしていても妊娠しないようなら病院に夫婦で相談しに行くことが大切かもしれませんね。

(ライタープロフィール)

nanako(フリーライター)/国立大学、研究所勤務の後、サラリーマンの夫の転勤に伴い国内外で暮らす。海外駐在中に妊娠し、日本に里帰りし出産。当時、激務の夫は育児にまで手が及ばず、子供を挟んで火花が散ることも。現在は多感な小学生になった娘を中心にキャンプや海外旅行に行き、育児を夫婦で楽しんでいるママライター。

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