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【『逃げ恥』のあの場面♪】ドラマで使われた『世界遺産 ラスコー展』でデート♡

  • 2016.12.20
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【『逃げ恥』のあの場面♪】ドラマで使われた『世界遺産 ラスコー展』でデート♡

今回ピックアップする展覧会は、上野の国立科学博物館で開かれている特別展『世界遺産 ラスコー展 ~クロマニョン人が残した洞窟壁画~』。2万年も前の洞窟壁画を体感できる本展は、TBS系の大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のロケ地としても登場! いま話題のスポットで、ドラマみたいなデートを楽しんでみませんか?

世界でも大人気! 特別展『世界遺産 ラスコー展』

【女子的アートナビ】vol. 49

本展では、クロマニョン人が残した洞窟壁画のレプリカをはじめ、彫刻された道具や画材など約240点を展示。

これまでにアメリカやカナダなど各国を巡回し、100万人以上が訪れたという世界でも人気の展覧会です。

こちらが、特別展『世界遺産 ラスコー展』会場の国立科学博物館です。

ラスコーの洞窟壁画って?

フランス南西部にあるラスコー洞窟で壁画が発見されたのは、1940年のこと。穴に落ちた飼い犬を地元の子どもたちが助けたとき、偶然見つけたそうですよ。

ショップでは、穴に落ちた犬「ロボ」をモチーフにしたトートバッグ(税込み972円)も売られています!

壁画を描いたクロマニョン人は、まだマンモスが生きていた氷河期に、ヨーロッパで暮らしていた古代人類です。

会場には、等身大の《クロマニョン人》復元模型もあります。

クロマニョン人が残した壁画は、スペインやフランスに約300もあるそう。でも、ラスコーは特別な存在。保存状態もよく色彩豊かで、旧石器時代芸術の最高傑作といわれています。

リアルな洞窟にドキドキ♡ラスコーの壁画

それでは、復元された実物大のラスコー壁画を見てみましょう!

こちらが、ラスコー洞窟壁画の展示室入り口です。

洞窟壁画は、最新テクノロジーを使って精巧に復元されています。岩の質感なども再現してあるので、凹凸の上に絵が描かれ、ホンモノ感がたっぷり。照明も薄暗く、本当に洞窟にいるような気分になります。現在、ラスコー洞窟には保全のため研究者でも入れないということなので、ここでの体験はかなり貴重かも!

壁画の中でも一番の目玉は、2メートルもある黒い牝ウシの絵。輪郭線が石器で刻まれ、体全体と角の一部が黒で塗られています。実際のラスコーには、600頭ともいわれる動物が描かれているそう。2万年も前から人類は絵を描いていた、と思うと鳥肌が立ちます。

洞窟壁画の展示室の様子

ちなみに、展示室では時おり照明が暗くなり、動物の絵が青く浮かびあがるという光の演出タイムがあります。これが、なかなかロマンチック。『逃げ恥』で百合ちゃんと風見さんが鉢合わせした場面も、こちらでした!

2万年前の道具!

壁画のほかにも、見どころはあります! そのひとつが、ラスコー洞窟から出土したスプーン型のランプ。真っ暗な洞窟の中、このようなランプを使ってあかりをともし、壁画を制作していたと考えられています。

会場には、ところどころに解説が掲示されています。これがとても分かりやすい!

また、マンモスの牙やトナカイの角を動物の形に彫った道具類も展示されています。毛並みが美しく表現されたものや、優雅な動物のしぐさが伝わるものもあり、クロマニョン人が作り出した芸術世界を楽しめます。

《ハイエナのような動物が彫られた投槍器》フランス国立考古学博物館所蔵

欲しい♪ラスコーグッズ

最後に立ち寄りたいのが、ミュージアムショップ。洞窟の壁画に描かれていた黒い牝ウシがパッケージになったオリジナルビーフカレーやワインが並び、かなり充実しています。なかでも、インパクトが強めなのが、クロマニョン人キューピー。顔がカラフルにペインティングされ、かわいすぎる!

クロマニョン人キューピーは、税込み700円です。

特別展『世界遺産 ラスコー展』は、年内は27日まで、お正月は1月2日からオープンしています。ぜひデートで使ってみてくださいね!

Information

会期:~ 2017年2月19日(日)※休館日は月曜日、12月28日~1月1日、1月10日(ただし、12月26日、1月2日、1月9日、2月13日は開館)

時間:9:00 ~ 17:00(金曜のみ20:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで

会場:国立科学博物館

料金:一般・大学生 1,600円/高校生・中学生・小学生 600円

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