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メイクは“自己表現”のひとつ。「人のためにメイクをしない」┃ニコラス・エドワーズ×「シンデレラ」

  • 2016.12.13
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広い音域と、豊富なバリエーションテクニックを駆使し魅了するボーカル力、さらに186cmという長身で抜群のスタイル。「のどじまん THE ワールド!」(日本テレビ系)3度の優勝で“世界一日本の歌が上手い外国人”とも表現されるアーティスト、ニコラス・エドワーズさん。

美しすぎる容姿に加え、今秋リリースしたシングル『Freeze』とメジャー1stアルバム『GO EAST』『GO WEST』では、シックでいてどこかミステリアスな一面も。“美しいものには毒がある”……そんなイメージで、今回、「ニコラス×童話の世界」をテーマに撮影を行いました。童話のアイコンとなるような小物を使い、それぞれの世界観を体現してくれたニコラスさん。彼の深くまで探るインタビューとともに完全撮り下ろしでお届けします!

「ニコラス×童話」シリーズ第1弾のテーマは、『シンデレラ』。シンデレラは魔法の力できれいなドレスを手に入れて、“カボチャの馬車”に揺られ舞踏会へ……。メイクをしてステージに上がるニコラスさんに、彼にとってメイクにはどんな意味があるのか、聞いてみました。

■メイクは“自己表現”のひとつ。「人のためにメイクをしない」がモットー

Woman Insight編集部(以下、WI)

初めてメイクをしたのはいつぐらいか覚えていますか?


ニコラス・エドワーズさん(以下、ニコラス) 学生の頃、演劇部だったのですが、僕はもともと絵を描くことも好きでした。だから絵を描くような感覚で(笑)、舞台のメイクを部員の子たちにするのが好きだったんです。メイクをしていて癒される感じもありましたね。当時、舞台のときも自分でメイクをしていましたが、日常では、BBクリームを塗ったり、ニキビができたときにコンシーラーで隠すぐらい。あ、でもカラコンをつけて、髪もストレートに伸ばしていました(笑)。初めてBBクリームを使ったのは、たしか高校2年のとき。弁論大会とか人前に出るタイミングだったと思います。(笑)。それが最初のメイクだったかも。

 


WI その流れもあって、ステージに上がるときにするセルフメイクをするようになったのですか?


ニコラス リリースイベントをたくさんする上で、セルフメイクができるようになったほうが楽かなって。それに、「今日はこういう気分だから、それに合った色を入れてみたい」とか「曲に合わせたイメージでメイクを作りたい」とか、僕にとってメイクは“自己表現”のひとつ。だから、「ファンのみなさんにどう自分を見てもらいたいか」という気持ちもあるのですが……これは誤解してほしくないんですけど、「どう自分を見せたいか」を重視してメイクをするようにしています。ファンの方の意見を無視するのではなくて、「どう見てもらいたいか」という考え方だと、受ける人によって捉え方とか好みで違ってくるから、たぶん「正解」が永遠に出ないんじゃないかなって思うからです。そのメイクで自分がいかに自信を持ってステージに立てるか、そのメイクを楽しめるか……そういうところを意識して、「人のためにメイクをしないように」と心がけています。

 


WI たしかに、ニコラスさんのように、たくさんの人の前に立つ人は、「誰かのためのメイクはしない」というのは大事なのかもしれませんね。


ニコラス ファンの方には、濃いメイクが好きな人もいれば、スッピンが好きな人もいて、求めているものが人によって違うし、いろんな好みがあるのは当然だと思うんです。僕は、その日の気分、その日に歌う曲によってメイクを変えたりしています。こういうメイクの仕方って、僕がステージに立つ人間だからというのではなく、「自分をメインに考えてメイクをすること」が、メイクをもっと楽しめるコツなんじゃないかなって。女性のみなさんも、メイクは、人のためにしないことがいちばんだと思いますよ。


WI その言葉、胸に刺さりますね……。大人になると、周囲の目を気にしてメイクをすることが多いので。


ニコラス 女の子の友だちの話を聞いていて思うのは、男子が好きなメイクは絶対にひとつに絞れない!ということ。人によって好きなメイクもいろいろだから、僕がいつも友だちにアドバイスするのは、「メイクが好みじゃないからって好きになってくれない男は最初から要らないと思うよ」って(笑)。女性の中身を見ないで、「俺、こういうメイクする女の子はちょっと……」と言うなんて、すごく小さい男だ!って(笑)。

 


WI ニコラスさんは女性の強い味方ですね(笑)。


ニコラス 僕は、女性が多い家庭で育てられたこともあって、恋愛絡みの女性の悩みには敏感なほうです(笑)。メイクは自己表現にもなるから、自分が好きなようにするほうがいいと思うし、それでその人が幸せであれば、周囲の人にもハッピーが伝染していくって考えてます。僕もファンのみなさんにとって、そうでありたい。「私はスッピンのニックが好きだけど、そのメイクはなんだかいいね」というコメントもいただきます。そう思ってもらえると嬉しいですよね。本当に好きなのは別にあるけど、でも違う僕のことも好きになってもらえているのかなって。それに、メイクって洗えば落ちるから(笑)。どんなメイクをしていても、僕自身が変わるわけじゃない。「今日は楽しかったけどこれでもう終わり! 次はどんな自分になろうかな」という感じで、自分が楽しむために気分を上げてくれることも、「メイクの力」だと思います。そこが、僕がメイクに魅了されるところなんです。


WI たまに、プライベートでもメイクをして、その写真をSNSにアップされたりもしていますよね。


ニコラス すっごく濃いめのメイクしてインスタに載せることがあるんですけど、それは、気分転換やストレス発散にもなるんですよ(笑)。そういうメイクはステージや仕事のときの実用的なメイクとは違うので、つけまつげまでガッツリのせたりすることもあります。“メイクをしている自分が好き”というよりも、“メイクをする行為が好き”なので、まるで自分の顔をキャンパスのようにして考えながらメイクを仕上げていくのが楽しいんです。


WI ちなみに、今日のメイクのポイントは?


ニコラス 目元にブルーグレーをのせているのですが、ポイントは『ディオール』の新色……“フューチャリズム”です。実際に目元にのせたのは今日が初めてで、指にとってみたらちょっと固めだったから発色はどうかなと思ったけど、使ってみたら「めっちゃいい!」みたいな(笑)。まぶたの中央に何度か重ねて、ふんわり見えるように仕上げてみました。ブルーグレーの中に、いろんな色が混じっていて、少しスモーキーな色合いがすごく気に入っています。

 


WI 今季、スモーキーなカラーがトレンドのひとつになっていますが、こういう色はそのまま使うとくすんで見えたりしやすいですよね。使い方のコツは?


ニコラス アイメイクの下地で専用のプライマーを使うとキレイに色が出ますよ。今日は『ディオール』の上に、同系色の色……『リサージ』のパレットの一色をグラデーションで重ねています。今日は使っていないけど、『シュウ ウエムラ』のグラデーションパレットもお気に入りです。ナチュラルなメイクも、しっかりメイクもこのパレットがあれば自由につくれるんですよ。

 

最近お気に入りのメイクアイテムとして、ニコラスさんが紹介してくれたのは4つのパレット。その日の気分や衣装に合わせて、複数のパレットから色をチョイスしてメイクをつくっていくそのテク、まさにプロ級。しかも、色の組み合わせ方、メイクの仕方……ニコラスさんに“メイク講座”をしていただきたいぐらい詳しい! 本当に驚きました。(撮影:フカヤマノリユキ/取材:さとう のりこ)

*次回は「人生のターニングポイント」をテーマにお届けします。

 

ニューアルバム『Go East / Go West』2016年11月30日(水)発売

『GO EAST』Limited Edition -Japanese ver.-【初回プレス限定盤(CD+DVD)】¥4,400/『GO WEST』-English ver.-【通常盤(CD ONL)】¥3,300/『GO EAST』-Japanese ver.-【通常盤(CD ONLY)】¥3,300

■オフィシャルサイト http://www.nicholas-edwards.jp/

■オフィシャルブログ http://ameblo.jp/0nyk0/

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