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快眠と日記の関係 [東京快眠指南Vol.25]

  • 2016.12.13
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快眠と日記の関係 [東京快眠指南Vol.25] 2016.12.13SLEEPER

東京快眠指南 Vol.25by Megumi Kaji快眠と日記の関係

年末になると来年のカレンダーや手帳、日記帳が多く売り出されますね。実はこの日記をつけるということが、快眠に関係しているのです。快眠グッズがいろいろありますが、その目的の一つが、眠りにとってのマイナス要因を排除すること。体の外のマイナス要因として、温度(暑い・寒い)や騒音などがあるとしたら、体の中のマイナス要因として、悩みごとや雑念などのストレスが挙げられます。そのマイナス要因を抱えたまま、リラックスして心地よい眠りに入ることは難しいものです。できるだけ「アウトプット」の習慣をつけましょう。

一番ポピュラーな方法が「日記」です。思いを書き綴ることで「外に出す」方法です。その意味では、TwitterやBlogも日記の一種ですが、寝る前にスマホなどのタブレットの明るい画面は眠りにはあまりよくありません。ここはアナログに戻って、ノートや日記にその日の出来事や感じたこと、心の中にモヤモヤと溜まっている思いを書くのがオススメです。時には、いろいろあって文章にするのももどかしい日もあるかもしれません。そんな時は、無理に文章にしなくても、心に浮かんだ思いを単語一つでも、一行でも吐き出してみてもよいのでは。心の中のものを外に出したら、気持ちはスッキリ、体はゆったりするかもしれません。このリラックス感とともに心地よい眠りにつきましょう。

年の終わりと始まりにあたって、新たな眠りの習慣を見つけてみませんか。鍛冶恵 東京生まれ。1989年ロフテー株式会社入社後、快眠スタジオにて睡眠文化の調査研究業務に従事。1999年睡眠文化研究所の設立にともない研究所に異動後、主任研究員を経て2009年まで同所長。睡眠文化調査研究や睡眠文化フォーラムなどのコーディネーションを行なう。2006年、睡眠改善インストラクター認定。2009年ロフテー株式会社を退社しフリーに。2010年、NPO睡眠文化研究会を立ち上げる。

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