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リミットは何歳? 男の子が女湯に入っていいのはいつまでか

  • 2016.12.8
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こんにちは。子育て研究所代表の佐藤理香です。

年末年始が迫ってきましたね。1年の疲れを癒すために温泉旅行を予定している方も多いのではないでしょうか。

最近では、キッズフレンドリーな温泉施設が増え、子どものためにさまざまな催しをしてくれる温泉宿も多くなりました。

そんな中、時折、女湯では“大きな男の子”を見かけることがあります。

その子のママにとっては、これまでも一緒に入っていた……ということだと思いますが、周りの女性はちょっと引いて見ているかもしれません。

そこで今回は、男の子が女湯に入ってOKなリミットはいつまでか についてお伝えします。

●リミットは条例で決まっている!?

子どもが小さいうちは何とも思わないかもしれませんが、女湯に男の子が入るという行為は、“混浴 ”になります。

特に風紀上の理由で、混浴は厳しく定めがあります。

例えば、東京都の例でいうと、『公衆浴場の設置場所の配置及び衛生措置等の基準に関する条例』で、『10歳以上の男女を混浴させないこと』と定めがあります。

つまり、ママと男の子どもが一緒に入ることができるのは9歳まで、パパと女の子どもも9歳までということになります。

少しややこしいのは、このリミットや制限は、自治体によって違う ということです。

11歳までというところもあれば、6歳までと短い自治体もあります。

都道府県によっては、市区町村でバラバラの基準になっている場合や、そもそも基準がないというケースもあります。

また、介護で利用する場合など特例もあります。

利用する側として注意すべきことは、“観光地や温泉施設によって定めがある ”ということです。

特に6歳以上の男の子をもつママは、利用する施設が何歳までOKなのか事前に確認しておくことをおススメします。

●ママと一緒に入るときに気をつけたいこと

上にあげたように、各都道府県の条例を見るとミニマムで6歳、つまり“小学生になる”というあたりが一つのターニングポイント になっているようです。

実際、子どもは小学校に入学する前後から、男女の性差について少しずつ意識するようになります。

息子が「一人で入る!」と言うこともありますし、ママのほうから一人で入るようにと促すこともあるようです。

小学校に上がってからもママと一緒にお風呂に入ること自体は、悪いわけではありません。

ただし、家庭内であれば特段の配慮は不要ですが、公共の女湯では最低限、以下の点に気をつけたいものです。

・施設のルールを守る(混浴の年齢制限など)

・脱衣所やかけ湯、体を洗ってから入るなどのマナーを守る

特に男の子が大きく成長している場合は、女湯に入っている女性は、男の子を“男性”として意識する場合があります。

ママのほうでも意識して、以下のことを配慮するとよいでしょう。

・混雑する時間をさけて入浴する

・貸切風呂や家族風呂を利用する

・人のことをジロジロ見ないように教える

ママにとっては、いつまでも息子でも、男の子は着実に成長していきます。周りは少しずつ“男性”として見るようになる のです。

いずれにしても、公共の女湯を利用する場合は、男の子といつまで一緒に入るかは、いずれやってくる問題です。

ママも、男の子も気持ちよく温泉を利用できるように、パパと一緒に入ることや一人で入浴することも検討してもよいかもしれません。

一人で入浴させる場合は安全面も考慮して、自宅で練習してからにするとさらに安心ですね。

寒い時期はとりわけ温泉が気持ちよく感じます。ぜひ、家族で楽しんでくださいね。

【参考リンク】

・公衆浴場の設置場所の配置及び衛生措置等の基準に関する条例 | 東京都(http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_honbun/ag10108791.html)

●ライター/佐藤理香(株)

●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)

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