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栄養士が伝授!「ダイエット停滞期」に食べたいもの3つ

  • 2016.12.6
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ダイエットを始め、当初は順調に落ちていた体重が途端に落ちなくなった……これが停滞期と言われるもので、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。

その原因は体の防衛反応だと言われています。特に一ヶ月で体重の5%以上に当たる量を減らすと、この防衛反応がより強く働くことがわかっています。

ダイエットのコツはこの停滞期を上手く乗り切ること。なんとか体重を減らそうとさらに食事を減らしても逆効果です。そこで今回は管理栄養士の筆者が、ダイエットの停滞期に摂りたいオススメの食べものを3つご紹介します。

 

■1:地味だけど実はスゴい!高野豆腐

ダイエット中にもしっかりとりたい栄養素の一つが“タンパク質”です。タンパク質が足りなくなると筋肉が落ちて代謝が下がりますし、タンパク質は体のすべての細胞をつくる材料です。不足すると肌荒れや髪のツヤがなくなるなど、美容面への影響も心配です。

そして意外と知られていないのですが、豆腐を凍結乾燥させて作られた高野豆腐はタンパク質が豊富。同じ重さを食べたときに摂れるタンパク質は肉より多いこともあります。

食べ方ですが、定番の煮物はもちろん、ミキサーにかけたりおろし金ですりおろしてハンバーグにしても美味しいですよ。

 

■2:栄養価は見た目以上!水菜

パッと見、ちょっと頼りなさそうで「栄養あるの?」と思ってしまう水菜ですが、実は脅威の栄養価を持っています。脂肪を燃焼する際にも必要なビタミンB群やマグネシウム、さらにはカルシウムや鉄分などの多様なミネラルも含んでいます。

今が旬の水菜。鍋に入れてもよいですし、生のままでサラダとしても手軽に食べることができます。

 

■3:古代人も知っていた!? ミネラル豊富なしじみ

冬のしじみは“寒しじみ”と呼ばれ、身がしまって美味しいとされています。そんなしじみには、身体の中の代謝を支えるミネラルが豊富。代謝がよくなると、ダイエットにもプラスです。

縄文時代から”貝塚”というものが各地で見つかっていますが、貝類はそれほど貴重な栄養源だということを昔の人も知っていたのかもしれませんね。

また、しじみにはオルニチンやタウリンといった肝臓の機能を助ける成分が入っていますので、これから飲み会が増える季節の二日酔い防止にも大活躍してくれますよ。

 

いかがでしたか? ダイエットの停滞期はそれまで以上に食事量を減らしても体重が減りづらく、逆効果になることも。この時期には“余計なものは食べずに、必要なものはしっかり食べる”ということを心がけるようにしましょう。

【筆者略歴】

※ 圓尾和紀 ・・・ 管理栄養士。総合病院勤務を経て予防医療を志し、独立。和食素晴らしさを伝える活動と、“不自然な食べもの”にあふれた環境で、定期的に身体をリセットする目的からファスティングを取り入れた生活の提案を行う。カラダヨロコブログ

【画像】

※ sasaken / Shutterstock

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