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予算はいくら? 主婦に聞いた“自分へのプチご褒美”の実態

  • 2016.12.1
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こんにちは、ライターの月極姫です。

家事や育児を日々当たり前のようにこなし、そして旦那様の支えとしても頑張っている専業主婦には、シビアな見方をすれば「労働時間に見合ったお給料」も「ボーナス」も「有給休暇」も「昇格」も無いかもしれません。

しかし、妻業も母業もビジネスではないのですから、上手に自分への“プチご褒美”を贈っていれば、長い主婦生活も円満に過ごすことができるはず。

限られた予算の中から、プチご褒美上手な人はちゃっかり自分を満たしてあげています。みんな、一体どんなプチご褒美を楽しんでいるのでしょうか?

●兼業主婦と専業主婦のあいだに格差あり。プチでもご褒美は必要!

『プラチナ・ギルド・インターナショナル社』が20代~50代の働く女性600人を対象に行った意識調査によると、自分へのご褒美を買おうと思っている女性は過半数、しかもその平均予算は68,160円 だったそうです(2014年調べ)。

この金額を高いと思うかは各ご家庭の経済状態にもよると思いますが、専業主婦の方々の中には「ちょっと贅沢じゃない?」と感じた方も多いのではないでしょうか。

なにもここまでお金をかけなくても、頑張っている自分に活力を与えることは可能です。多くの専業主婦が実行していて、あなたにも手が届く“プチご褒美”を見てみましょう。

●予算0円〜5,000円、明日にでもできるプチご褒美

『自分への最大のご褒美は、一日すべてをサボること。私の誕生日だけは、ご馳走の用意はもちろん家事も一切何もやりません。主人と子どもたちに一日活躍してもらいます。買い物も掃除も全部。私は夜のお誕生会まで外出したりゴロゴロしたり。これ結構いいでしょ?』(30代・2児の母/北海道)

なんと、予算0円でできてしまうプチご褒美です。これは旦那様やお子さんの理解と協力が必要ですが、何とも素敵。

他にも、5,000円くらいまでの予算なら、プチご褒美の定番とも言える外食関係が多いのではないでしょうか。

・レストラン

・お寿司

・ホテルランチ

・高級スイーツ

また、ママ友たちと出かけるちょっとしたレジャー も低予算で楽しめますね。

・映画

・カラオケ

・ダーツ、ビリヤード

・乗馬体験、アウトドア体験など

●予算5,000円~1万円、ちょっとやりくりすればできるプチご褒美

『疲れが溜まったら、子どもを母にお願いして1万円で2回くらい受けられるフェイシャルエステに行きます。慣れたサロンだしすごくリラックスできる。男性が数回飲みに行くより格安ですよね』(20代・1児の母/東京)

『育児中なので爪は長く伸ばせないし、普段はセルフネイル。年に数回はサロンに行って気分を上げます。短い爪でもすごくかわいくしてくれるので、しばらく自慢できますよ』(30代・4児の母/長崎)

諭吉さん1枚以内で済むエステのコースやマッサージなど、綺麗になれるプチご褒美 は本当に気分が上がりますね。

好きな音楽や雑貨を手に入れることも、心まで老け込んでしまわないために大切です。

・ネイルサロン

・まつ毛エクステ

・エステ

・整体、マッサージ

・スパ、岩盤浴

・好きなアーティストのCD、DVD購入

・雑貨購入

●予算1万円~3万円、旦那さんに要相談? のプチご褒美

『好きなアーティストのコンサート、あえて地元から少し離れた土地のツアーに行きます。家から離れたところに行かないと、どうもハジけられない(笑)。日帰りで交通費入れて、なんだかんだグッズも買って、3万円弱?』(30代・2児の母/宮城)

『家族旅行は楽しいけれど、結局女が何だかんだとお世話役に回らなきゃいけないんですよ、旦那と子どもの。心底楽しむなら女同士に限る。年に1回は旦那に許可を得て、女だけの温泉旅行に行ってますよ』(40代・3児の母/北海道)

なるほど、やっぱり一時的に ご家族と離れるのが一番休まる のでしょうか。ちょっと予算は張りますが、それでまたしばらく頑張れるのなら価値のあるご褒美です。

また、内容によって料金は変動しますが、旦那さんに家事代行サービスをプレゼントしてもらい、1人の自由な時間を楽しむ主婦もいるようですよ。

・ママ友と一泊温泉旅行

・ホテルのエステプラン

・好きなアーティストのコンサート

・家事代行サービス

●プチご褒美番外編

『結婚してすぐ主人が転勤になり、実家から遠く離れた神奈川に引っ越しました。1か月ほどたったころ、さみしさで情緒不安定になっている自分に気づき、主人に3泊4日の沖縄旅行をリクエスト。夫婦2人で海辺でごろごろ過ごしたり、おいしいものやお酒を飲んだり食べたりしただけだけど、あれがなかったら実家ロスを乗り越えられなかったと思う』(20代・子どもなし/神奈川)

『30代で乳がんの手術を経験し、その後は何事もなく健康に過ごせています。でも術後は喪失感がハンパなくて。ネットでパリコレを見て見つけた、胸がなくても素敵に見える高級ブランド服を買いました。飽きのこないデザインで、今でもいざというときに活躍する宝です』(40代・1児の母)

いずれも5万円以上の予算になると思いますが、人生の節目を乗り越えるためのご褒美 なら惜しくはないはず。これを“プチ”とみなすかどうかは、個人の判断に委ねます。

・ブランドジュエリー、バッグ購入

・国内または海外旅行

・ゴルフ旅行

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いかがでしたか? まだ自分へのご褒美を贈ったことがないという方は、この機会にぜひ考えてみてください。

いつもご家族のこと優先で、自分を労わることってどうしても後回しになりがちですから。

【参考文献】

・『自分へのごほうび』住吉美紀・著

●ライター/月極姫(フリーライター)

●モデル/ゆみ

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