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我が子の才能を引き出す! 子連れクラシックコンサートのすすめ

  • 2016.11.30
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「難しそう」「ハードルが高そう」などと、なぜか一歩引いちゃうクラシックコンサート。でも食わず嫌いはもったいない! 最近は、子どもと楽しめるプログラムもたくさんあります。あなたも思いきって、我が子とホールに出かけてみませんか?

(c) stokkete - Fotolia.com

■子連れの今こそ、クラシックコンサートデビュー

リラックスしたり、集中力を高めるのによいといわれるクラシック音楽。「胎教によい」と聞きつけて、妊娠中に聴いていたママも少なくないでしょう。

たしかに、さまざまな楽器が織りなす美しいハーモニーは、心のすみずみまで染み渡るかのよう。子どもの情操教育にもよさそうです。

ただ、クラシックコンサートに行くとなると、なんだか堅苦しくて息が詰まりそうなイメージも。実際、ちょっとした物音もタブー、自由に出入りはできないし、拍手のタイミングも難しい…という現実があります。そうした緊張感に怖気づき、どうしても足が向かないというママも少なくないのではないでしょうか。

しかし、未就学児OK、子どものためのコンサートなら大丈夫。なじみのあるポピュラーな曲がメインだったり、指揮者体験や楽器紹介コーナーなどがあったりして、普段着のまま肩肘張らずに堪能できるはず。多少の物音にも寛容だし、短いプログラムには変化がいっぱい! 子どもも飽きたり騒いだりせずに過ごせるはずです。

そうした催しは値段もお手頃だったり、無料ということも。あちこちで開催しているので、こまめにチェックしてみては?

■子どもを成長させる非日常空間

メロディーに感動したり、演奏者の動きにくぎづけになったり、楽器そのものに興味を抱いたり…。

コンサートの楽しみ方は自由。五感をフル稼働させ、難しいことなど一切考えずに心のままに味わおうとする子どもと一緒なら、ママだって気負うことなく、純粋に音楽を楽しめるでしょう。

中には、最初から最後まで寝たまま、グズッてしまって途中退出…なんていうケースも。しかしそれすらも母子コンサートの醍醐味。一緒に経験したすべてが、大事な思い出になります。

また、コンサート会場の非日常感にもさまざまなメリットが! 実際に参加したママの声を紹介します。「私の趣味で、あちこちの演奏会へ子どもを同伴。そうした経験を重ねたからか、大人がたくさんいたり静かだったり、緊張を強いられるような場所に連れて行かれてもへっちゃらに。子どもながらに、空気を読むようになった気が…」(40代前半)

どこへ行っても堂々としていられるよう、幼い頃からいろいろなシチュエーションに慣らしておくのは大事なこと。コンサートの空気は、子どもを成長させるきっかけにもなるようです。

■隠れた才能が花開く可能性も

子どもたちの可能性は無限大! 幼い頃からいろいろなことを経験させてあげれば、選択の幅はグンと広がるというもの。クラシックのコンサートもそのなかのひとつです。

「演奏会で興味をもち、バイオリンを習うことに。いざ始めてみると、音感もよくて上達も速いほう。何より、本人が楽しそうにレッスンしていることにびっくり。私も夫も、クラシックとは無縁。コンサートに連れて行かなかったら、我が子の才能に気づけなかった」(30代前半)

ママと一緒に出かけたコンサートがきっかけとなって、我が子の未来に道が開ける…なんてことも夢ではないかもしれません。

(ハルノ コトリ)

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