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たったこれだけで!? お金をかけずに若さを保つ「甲状腺マッサージ」

  • 2016.11.24
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世の中、美魔女といわれる年齢より若く見られる美しい女性も増え、高級化粧品を頼ってみたり、美容整形を検討してみたり、見た目年齢は大金をつぎ込めば若返らせることが可能な気がする今日この頃。

でも、そんな大金どこにあるのよ~!と諦めている人も多いのではないでしょうか。そんな方にご紹介したいのが、奇跡の美貌と称えられた”ランクル夫人のマッサージ”です。

70歳のときに30代にしか見えなかったという夫人が行っていたのが、朝晩のマッサージ。お金もかからず、必要なのは継続する努力だけ。今回はその方法をご紹介したいと思います。

 

■奇跡の女性“ランクル夫人”はこんな人

ニノン・ド・ランクル夫人は、17世紀のフランス上流階級を代表する実在の女性です。元々は高級娼婦で、とても教養があった彼女には多くの貴族や文人がパトロンとしていたそうですが、驚くべきはなんといってもその美貌。40歳、50歳になっても全く老けず、シミ・シワのない美肌を保つ、奇跡の美しさを誇っていたそうです。

70歳の時に30代にしか見えなかったというニノン・ド・ランクル夫人は、そのあまりの美しい若々しさにルイ14世が“フランスの宝”と称したほど。秘訣を聞かれた彼女が答えたのが、若い頃から朝晩続けている“首のマッサージ”だったそうです。

 

■ランクル夫人の甲状腺マッサージ

ランクル夫人が行っていたのは、首から優しく軽擦するたった2つのマッサージ。首には新陳代謝を促す甲状腺があり、ここを刺激することで髪や肌に艶を与え、美しい肌が維持できると考えられます。

その方法を早速ご紹介します。

 

(1)手のひらを上下に20回こすり合わせる

この工程、実はとっても重要です。手を温めるのはもちろん、気功で言えば気を集める工程。省かずに行いましょう。

 

(2)のど仏からフェイスラインに沿って首の後ろまでさする

手のひらにオイルをつけ、首の正面に手を密着させ、フェイスラインに沿って首の後ろまでさするように流します。優しくなでるような強さでOK。これを50回行います。

 

(3)あごからこめかみまで優しくさする

両手であごから耳の前、こめかみまで優しく撫で上げます。手のひらを密着させるのがポイント。こちらも50回行います。

ランクル夫人は朝晩、このマッサージをしたそうです。50回行うのが最初は大変ですが、続ければ年を取らずに若さを保てる、と思って取り入れてみてはいかがでしょう。

 

また、このランクル夫人のマッサージを発掘し、研究したのがアメリカの実業家ベンネット氏。病弱で実年齢より老けて見られていた彼が自ら研究して編み出した“ベンネット法”は、フェイシャルの工程が加わり、こちらもシミ・シワが消え、若返ると話題になったマッサージ法です。

簡単なので、気になる方はぜひ取り入れてみてくださいね。

【筆者略歴】

坂本 雅代 ・・・ 国際中医薬膳師/中医薬膳師/リフレクソロジスト/骨気小顔管理士。これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。

【画像】

※ Anntuan / Shutterstock

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