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冬のパリ、お菓子の“フォレ・ノワール(黒い森)”を探そう。

  • 2016.11.24
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ドイツの南西部に広がるシュヴァルツヴァルト。意味は黒い森で、フランス語だとフォレ・ノワールだ。最近あまりみかけなくなったけれど、パリの寒い冬、暖炉で温めた室内でのティータイムにとても似合うお菓子の名前でもある。

パリ6区ビュッシ通りにあるCartonのフォレ・ノワール(4ユーロ)。クロワッサンの美味しさで評判のパン屋さんだけあって、ケーキ類も美味しい店だ。(撮影協力Odorantes)

キルシュに漬け込んだチェリー、チョコレートのスポンジ、生クリームが口の中で甘いハーモニーを織りなすフォレ・ノワール。店によって、しっかり重量感のあるフォレ・ノワールだったり、ふわっと軽やかなフォレ・ノワールだったり……。甘酸っぱさのバランスもさまざま。パリ市内のケーキ屋さんやパン屋さんのどこでもみつけられる、というお菓子ではないので、みつけたらぜひ味わってみて。

学生たちそして卒業生たちが愛用するPatisserie Viennoise(パティスリー・ヴィエノワーズ/8, rue de l’Ecole de médecine, 75006 Paris)の素朴でしっかりしたフォレ・ノワール。テイクアウトもできるけれど、昔ながらの店内で味わうのもよし(4,50ユーロ)。
photos:Mariko OMURA

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