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生きもの×アートの未体験空間!「ニフレル」開業1周年

  • 2016.11.21
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海遊館初プロデュースによる、水族館・動物園・美術館のジャンルを超えた“生きているミュージアム”「NIFREL(ニフレル)」(大阪府吹田市) 。

同施設では「感性にふれる」をコンセプトに、生きものや自然の魅力を、まるでアートを鑑賞するかのように直感的に楽しめるよう展示に工夫が凝らされている。

昨年11月19日のオープン以来、今年4月9日には開業約5ケ月で入館者数100万人を達成。この11月上旬にも1年を経ずして200万人目の入館者数を達成する予定だとか。

そのニフレルの“1歳の誕生日”のお祝いとして、さまざまなジャンルで活躍する5名のアーティストによる作品を集めた「生きものとアートの出会い展」が、11月18日(金)より好評開催中だ(来年1月23日(月)まで)。

館内は5つのゾーン(いろにふれる、わざにふれる、すがたにふれる、みずべにふれる、うごきにふれる)に分かれており、各ゾーンごとにそれぞれ異なるアーティストとコラボレーション。


「ゾーン1・いろにふれる」に登場するのは、水彩画アーティスト・OHGUSHI氏。美しく澄みきった水槽で色鮮やかな生きものを展示している同ゾーンでは、OHGUSHI氏により描かれたアケボノハゼ、カクレクマノミなど、4種類の鮮やかな生きものを、全長約23.4mにも及ぶ巨大なカーテンで展示している。


「ゾーン2・わざにふれる」で手編みのニット製コスチュームを展示しているのは、アーティスト・ピュ~ぴる氏。水を噴く、砂に隠れる、まわりと同じ色に変化する…といった生きものたちのオリジナリティあふれる“わざ”と、手技という“わざ”で生み出された被服が、本質的にはどちらも同じであることを表現。


「ゾーン3・すがたにふれる」では、切り絵作家・早川鉄兵氏の作品を鑑賞することができる。精緻なデザインとカットワークで生み出されたミノカサゴ、オウムガイなどの合計6作品が、実物の生きものとともに水槽内で展示されている様子は、まさに神秘の世界。


「ゾーン4・みずべにふれる」では、イラストレーター・100%ORANGEの及川賢治氏とコラボレーション。チャーミングなキャラクターとして描かれたホワイトタイガー、イリエワニ、ミニカバがA0サイズ(約120cm×約80cm)の大型ポスターでそれぞれ登場。ホワイトタイガーについては、同じデザインの塗り絵用紙も無料配布する。


「ゾーン5・うごきにふれる」では、フォトグラファー・市橋織江氏が、自由に動きまわるワオキツネザルやカピバラたちを、独自の色彩と光、空気感を感じさせる写真で表現。そこにはすぐ目の前にいるにもかかわらず、目に見えない生きものたちの世界が映し出されている。

入館料は、大人・高校生1900円、小・中学生1000円、幼児(3歳以上)600円(同展覧会含む)。

インスタレーションとアート作品がフィットした、ニフレルならではのオリジナリティあふれる空間演出を、ぜひこの機会に体験してみてはいかが?

詳しくは「NIFREL(ニフレル)」の公式サイト(https://www.nifrel.jp/)へ。

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