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星野リゾート 界 鬼怒川 〜懐かしいのに新しい、ぬくもり溢れる民藝品に包まれる部屋〜

  • 2016.11.20
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森を抜けた小高い丘の上にある「星野リゾート 界 鬼怒川」は、木立が美しい中庭が印象的。とちぎの民藝である益子焼きや黒羽藍染め、鹿沼組子が全室を彩ります。

そこかしこに息づく地元の職人技

まず、訪れた人の目に入るのが、栃木県産の大谷石が見事な入り口。エントランスホールにある水琴窟は、益子焼きの壼があります。ウェルカムドリンクのコースターには、黒羽藍染めのコースターが。また、トラベルライブラリーには、注目の若手作家による益子焼きの作品がずらりと並びます。一点ものも多いので、運命! と思える作品に出会ったら、即手に入れて。ここで使われている“民藝”とは、もともと民衆的工藝の略で、日常的に使われる工芸品のことを指す造語のこと。柳宗悦や河井寛次郎らによって提唱された言葉で、高級な美術品ではなく、名もなき職人たちが作る日用品の中にこそ美しさ(用の美)があるとして広められました。

48室の客室すべてに伝統工芸がちりばめられて

「星野リゾート 界 鬼怒川」は、全48室すべてが「とちぎ民藝の間」。部屋の上がり口の間でかわいい益子焼きの置物が出迎え、寝心地のよいローベッドの枕元には鹿沼組子が。ベッドヘッドのランナーや障子には黒羽藍染、壁には益子焼きのお皿、広々としたテラスには重厚感がありながらも涼やかな大谷石が贅沢に使われています。

テラスに、江戸時代からの名湯として知られる鬼怒川の湯を使った温泉露天風呂がついているお部屋も。自然を感じながら、ゆっくりとプライベートなお湯に浸かって、至福の時間が過ごせます。

取材・文/小野アムスデン道子

店舗情報

・店名:星野リゾート 界 鬼怒川

・TEL・予約:0570-073-011

・住所:〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308

・アクセス:東武鉄道「鬼怒川温泉」駅よりタクシーで約5分

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