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プロは絶対やらない!大人の女性が陥りがちな「しくじりメイク」とは

  • 2016.11.18
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忙しい朝だと、ついついいつもの流れでメイクを仕上げがち。しかし、そのメイクの癖をちょっと見直してみるだけで垢ぬけた新しい自分に出会えるかも!

そこで今回は、ヘアメイクアップアーティストの筆者が、プロは絶対やらないけれどやってしまっている人が多いしくじりメイクをご紹介します。

 

■しくじりメイク1:下地をスル―

考えてみてください。白に肌色を塗ることと、黒に肌色を塗ること。どちらがきれいな肌色になると思いますか? もちろん、白に肌色ですよね。

スキンケアの後、すぐにファンデーションを塗ってしまう人は、黒に肌色を塗っているのと同じ。きれいな肌色に仕上げたい場合は、まず肌色をのせる部分の色を整えることが必須!

メイクの前は、下地(メイクアップベース)を使うようにしましょう。また、日焼け止めや保湿効果があるものはもちろん、自分の肌色に合わせて、ピンク・パープル・グリーン・イエローなど“色付き下地”を選びましょう。

肌色がいまいち濁る人やファンデーションが崩れやすい人は、ここを省いていることが原因かも。

●黄くすみでどんより見える人……パープルで透明感UP

●体調を心配される活力不足の人……ピンクで血色UP

●赤みがあってあか抜けない人……グリーンでスタイリッシュに

●カジュアルになりがちな色黒さん……イエローでトーンUP

 

■しくじりメイク2:ファンデべた塗り

ファンデのべた塗りは、顔が大きく見えたり、+5歳の老け顔になったり……もはや常識レベルのしくじりメイクテクです。ここでは、べた塗りにならないパウダーファンデーションの塗り方をご紹介します。

忙しい朝やお直しを考えると、パウダーファンデは手に取りやすいアイテム。ただ、面で付きやすく、厚くなりがちで、勝手にべた塗りになりやすいため、実は難しいアイテム。

オススメはファンデーションブラシで塗ること。先端がフラットにカットされているブラシで、回転させながらくるくる塗り、仕上げに表面を均すようにスポンジで軽くポンポンパッティング。ブラシは凹凸にも入り込みやすく、毛穴や吹き出物のカバー力もUPします。重ね塗りしたい部分・薄く塗る部分の調整もできて、立体感も出しやすいという良いことづくめ。

使い方次第で、手持ちのアイテムでもランクアップできますよ。

 

■しくじりメイク3:ハイライトは白

プロはハイライトに白は使いません。パールホワイトを使っている人、今すぐやめてください!

ハイライトはそもそも顔に自然に立体感を与えるためのもの。あくまで“自然に”。肌色よりもやや明るいアイボリーやペールピンクを選ぶのが正解です。基本はパール感のないマットな色を選ぶこと。

応用編でもうひとつ。ツヤ感で立体感を出す方法もあります。

rms beautyの『マスターミクサー』やETVOSの『ミネラルハイライトクリーム』など、のせるだけでツヤ肌になるアイテムを、頬の上・鼻の付け根・まぶた中央・眉下にのせると、光を呼び込んでグッと押し上げて立体的にしてくれる効果が。ハイライトで、旬顔を作るをテクニックですよ。

 

■しくじりメイク4:眉毛の描き順

眉毛の描き順があるって知っていますか? 張り付いたようなペタッとした眉毛になっているなら、見直すべきは眉毛の描き順!

眉頭から描くなんて絶対NG。ペンシルでもパウダーでも、それだけで不自然なしくじりメイクに見えてしまいますよ。

まず、手を付けるのは眉頭と眉山の真ん中“眉中”。眉中から眉山に向かって描き、眉山から眉尻を描いて作る。最後に眉中から眉頭に向かって、払うように描くと自然と眉頭が薄く自然な仕上がりに。

スクリューブラシでぼかし、肌に溶け込ませることも忘れずに。

 

いかがでしたか? ついついやりがちなメイクの癖、少し変えてみて。自分の顔がランクアップすることに気付けるはず!

【筆者略歴】

※ 川上絵理 ・・・ ヘアメイクとしてブライダル・TV の現場で活動する傍ら、メイクカラーカウンセラーとして色彩心理学×メイク アップで“より自分らしく、なりたい自分になる”方法をアドバイスをしている。

【画像】

※ wavebreakmedia / shutterstock

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