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【メイクで印象変えるには?】神崎恵さんがOL甘辛メイクを提案

  • 2016.11.17
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SPICY=冷たいではない。しなやかな強さとやさしさを内包した美しさを!

凛とした風情の誰もが憧れるカッコイイ女性像

「スパイシーOLとは、気が強くて凄みのある女性ではありません。怖い、のではなく、凛としていて、しなやかで、見る人を清々しい気持ちにさせるようなひと。その雰囲気をつくるため、太めのアイラインやハイライト、シェーディングでキリッとさせたりはしますが、大事なのはその工程が丁寧であること。強いからこそ、パーツの細部にまで気を配って雑にしない。するとそこに女らしさというエッセンスが生まれるのです」

POINT1.長めに引いたラインがまなざしを印象的に

目尻のみのアイラインでヌケも両立

コントラストの強いリキッドアイライナーは、印象的だけど上まぶた全体に引いてしまうと、トゥーマッチ。黒目の端あたりから少しハネ上げラインにすると悪目立ちしない。

POINT2.肌になじむシェーディングとハイライトで美人骨格に

骨格の美しさを感じさせるメリハリを

今回のメイクは目元も唇もカラーレス。だからこそ、ハイライトとシェーディングでつくる自然な陰影で、美人骨格をアピール。コツはあくまでも淡く、入れすぎないこと!

使うのはコレ!

陰影を操ってシュッとした小顔に

A.目尻の下あたり、チークの上部分に重ねるとフレッシュなツヤ感に。

ブラッシュ ムーンダンス ¥2800/アディクション ビューティ

B.日本人の肌になじむオレンジベージュ。頰の高い位置から横長にぼかしたら、こめかみや額、フェイスラインに淡くのせる。さりげなく血色を感じさせつつ影色として陰影づくりにも活躍。

スウィーツ スウィーツ シルキーシフォンチーク 06 ¥900/シャンティ

地味にならない秘密はまぶたにのせたきらめき

左上の淡いベージュをまぶたにのせたら、中央のホワイトを重ねて明るさを足して。

カネボウ セレクションカラーズアイシャドウ 02 ¥5500/カネボウインターナショナルDiv.

漆黒のラインでキリッと引き締め

目尻を長めに引くだけでドラマティックな印象をつくる漆黒のライン。描きやすい筆ペンタイプ。

AQ MWスタイリング リキッドアイライナー BK001 ¥3000/コスメデコルテ

色がないからこそ宿る、オトナの色気を感じさせる

リッチなツヤのベージュリップは、スパイシーOLの必需品。

ヴィセ リシェ カラーポリッシュ リップスティック BE321 ¥1500(編集部調べ)/コーセー(11/16限定発売)NEXT.いかにも、にならない甘めOLメイクの神崎流さじ加減

ひとさじの清涼感が洗練された甘さを作る=SWEET

甘さを前面に押し出すのではなくひそませると素敵に

「甘いメイクには、実はテクニックが必要。甘さってともするとダサくなったり、くどくなる危険をはらんでいるから。だからメイクも、引き算したり、ちょっとスパイスを効かせたりして“いかにも”な雰囲気にしないことを心がけて。例えばピンクメイクなら、チークやリップは鮮やかな色ではなくちょっとくすんだ色合いを選ぶ……とかね。ベタッとした甘さではなく、清涼感を感じさせる甘さ。これをモノにできたら、好感度も洗練もすべてが手に入りますよ」

POINT.やわらかな雰囲気が魅力!好感度大のピンクメイク

全体の印象をソフトなピンクで統一!

唇や目元だけに特化するのではなく、目元、口元、頰を淡いピンクで統一。印象がまろやかになり、上司や同僚、後輩など誰からも愛される。そんなオーラを纏えるメイク。

使うのはコレ!

仕込みベージュの効果で目元に深みと洗練を生む

ルナソルのパレットの左側を指でアイホールにオン。その上からブラシでランコムのシャ

ドウをフワッと。同じブラシで涙袋にもライン状にオン。ベースにベージュを仕込むこと

で、ピンクが肌になじむし、洗練されたムードに。

A.ルナソル フェザリーニュアンスアイズ 02 ¥4000/カネボウ化粧品

B.プチトレゾア 26 ¥3800/ランコム(限定商品)

ちょっと渋めのピンクを高めの位置で効かせて

肌に溶け込むように発色する、ローズ系ピンクチーク。色自体はシックだけど、頰の高い位置にフワッとぼかすことで女らしい印象に。

エピックミニ ダッシュ 06 ¥3000/THREE

つややかでみずみずしい愛されオーラを放つ唇

ほどよいツヤに清潔感が宿るリップは、カジュアルに直塗りしてヌケをつくって。

コフレドール プレミアムステイルージュ RS-336 ¥2500/カネボウ化粧品(11/16限定発売)

撮影:向山裕信/vale.(人物),高橋一輝(商品)、ヘア&メイク:中山友恵/Three PEACE 、スタイリスト:川崎加織、モデル:林田岬優、取材・文:中川知春、構成:大木光

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