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もうレジで迷わない!プロが教える「低刺激コスメ」の選び方

  • 2016.11.13
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このコスメを使うようになってから、なんだか肌荒れするかも……という経験はありませんか? お肌に合うものを選ぶことが美肌を作るのには必須条件。そしてお肌に直接触れるものは優しいものを使いたいですよね。

だけど、お肌に優しいコスメって一体何を参考にして選べばいいの? 今回は“低刺激なコスメの選び方のポイント”をコスメコンシェルジュの筆者がご紹介します。

 

■抗菌力の強さと、刺激の強さは比例する?

開封後も長期間安定した品質を保つため防腐剤を使用している化粧品が多くあります。抗菌力が強いものでは敏感肌の方だとアレルギー反応を起こしてしまう場合もありますが、刺激の弱いものもあるので今回は防腐剤としてよく知られている“パラベン”を例にご説明します。

抗菌性が高く皮膚刺激が強い順からブチルパラベン、プロピルパラベン、エチルパラベン、メチルパラベンとなります。ここではメチルパラベンが一番低刺激といえます。

そしてここからが重要なポイント! “パラベンフリー”という商品が防腐剤不使用ということではありません。パラベン以外の他の防腐剤を配合しているということもありますので、敏感肌で防腐剤が気になる、またはアレルギーが心配な方は“防腐剤不使用”の商品を選んでみてください。

 

■乾燥させる成分に注意

お肌の引締め効果として収れん化粧水などに使用されているエタノール。これもまた敏感肌の方には刺激が強いとされています。この成分は殺菌効果があるものの、お肌の水分を蒸発させてしまい、乾燥の原因に。エタノールが配合された収れん化粧水を使用する際は、しっかり保湿をするなど注意が必要です。

 

■化学反応を起こす成分にも注意

“紫外線吸収剤”ってご存知ですか? あまり耳にしたことがないかもしれませんが、日焼止めやメイク下地などに配合されているUVカット剤のこと。UVカット剤には紫外線を吸収して化学反応を起こす“紫外線吸収剤”と、反射させる“紫外線散乱剤”のタイプ2種類があります。敏感肌の方は紫外線吸収剤のタイプだと刺激を感じる場合があるんです。

紫外線吸収剤が配合されている商品を見抜くポイントは、成分表にオキシベンゾン、オクトクリレン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなどが表示されているのでチェックしてみて。

 

いかがでしたか? お肌に優しい低刺激なコスメを選ぶコツは、成分を正しく知ること。これから使うものがあなたのお肌に合うのかどうか、正しく判断をすることで肌トラブルを防げます。コスメを正しく選び、あなたのお肌を守るためにもぜひ参考にしてみてくださいね。

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