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夜まで崩れ知らず!アラサー以降のベースメイクテク

  • 2016.11.12
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どんなに朝しっかりメイクをしても、午後になると崩れてしまっていて……という方、多いかと思います。しかし、忙しい現代の女性にはなかなかお化粧直しの時間が無かったり、綺麗に直せなかったり……でもずっと美しい状態を保ちたいですよね。

そこで今回は、ロンドン、ニューヨークと10年以上長時間メイクを持たせる雑誌の撮影現場で活動してきた筆者が、夜まで崩れないベースメイクのコツをお伝えします。

 

■カギはスキンケアの浸透

まず大事なのはスキンケアをしっかりお肌内部に浸透させることです。お化粧水からすべての行程で、浸透させていないまま次のステップに進んでしまう方が多いです。

しかし、このようにしてしまうと、床に乾いていないワックスをどんどん重ねていくような不安定な土台に。しっかりハンドプレスをするか時間を置きながら浸透させましょう。

 

■スキンケアはティッシュでオフ

たかがひと手間、されどひと手間。スキンケア後は必ずティッシュオフを! お肌に残っている全体の余分な油分、特に小鼻の脇、目尻やまつげ、目のキワ、Tゾーンはしっかりティッシュオフをしましょう。この一手間で持ちは断然アップします。

 

■下地はマスト!

ファンデーションをしっかりとお肌の上でセットしてくれる下地を使うことも大事なポイント! 脂性肌の方だけではなく、乾燥肌の方も乾燥からくる皮脂の過剰分泌が化粧崩れの原因に。皮脂の過剰分泌に対応してくれる下地を加えましょう。

オススメは、ソフィーナ プリマヴィスタ『皮脂崩れ防止化粧下地』、エスト『ロングラスティングベース』です。

 

■ファンデーションの後にスポンジ

よくファンデーション後にそのままパウダーに入る方がいますが、これはNGです! スポンジでお肌全体をタッピングしてあげることによって、ファンデーションの密着度アップ、量のムラ調整ができます。そして余分なファンデーションをスポンジが吸い取るので、薄いベールのような仕上がりに。

 

■崩れやすい部分には特にしっかりパウダーを

常識ですがとても大事! しっかりとパフで円を描くように細かい部分にパウダーを毛穴に入れこみ、お肌をセットしましょう。必要の無い部分はブラシで塗布するなど、軽くしてバランスを取って!

 

■最後に究極ポイント!

ぜひ試してほしい究極の崩れ知らず肌を作る裏技は、最後の仕上げに崩れづらくなるミストを加えること。もちろんお化粧前に使用することもオススメですが、最後の段階でセットミストを使用することでお肌の上でベースメイクがセットされ持ちが断然アップ!

ここでポイントなのは水分をそのまま残しすぎないこと。サッと振りかけたら軽くスポンジでお肌全体をプレスします。そのあとにブラシで軽く全体にフェイスパウダーをかけて完成! 仕上がったベースメイクに固定するレイヤーを加えることにより、ギュッと圧縮されるようなイメージです。

特にオススメは、メイクアップフォーエバー『ミスト&フィックス』、Dior『イドラライフ モイスト&フィックス ミスト』です。

 

崩れないベースを作るには、ただやみくもに重ねていっては駄目! ひとつひとつの丁寧にレイヤーを重ねて、夜まで化粧直しいらずのお肌を目指しましょう!

【筆者略歴】

※ 小笠原彩 ・・・メイクアップアーティストとしてロンドン、NY、東京とランウェイや雑誌・広告のメイクを手掛けハリウッド女優顧客も持つ。2015年に美容プロデュース・コンサルティングの会社を立ち上げ、アジア方面での貢献事業、講演、商品開発も行っている。

【画像】

※ Oleg Gekman / shutterstock

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