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パリ 11月のマルシェ 『ローズ色のピクルス』

  • 2016.11.11
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初雪と共に寒さが増してきたパリ。セーヌ川沿いの街路樹や公園の木々も色づいてきました。

今日は、12区Bercyベルシーのマルシェへ。

日曜日ですが、早い時間から行列ができているのは、フランス産のBioビオ野菜を揃えている八百屋。旬を迎えた根菜や糖度が増してきたカボチャが並んでいます。

名産地アルデッシュの栗や南西部のくるみ、コルシカ島のナッツ、ノワゼット。
栗ご飯、くるみのケーキ、りんごのクランブルなど、秋になると次から次へと作りたいものが出てきて楽しい。

これもコルシカ島のみかん、冬がやってきました。

魚屋には、この夏のヴァカンスで沢山食べていたノルマンディー地方モン・サン・ミッシェルのムール貝Bouchotsが。小粒ながら旨味が詰まっています。今日の昼ゴハンは、ウニを買ってパスタにしよう。

“Fermier”(フェルミエ=自然飼育や無添加の農場産)、   “Maison”(メゾン=自家製)と聞くだけで、「おいしそう!」と期待が高まる。シャルトル近くの農場の地鶏、七面鳥、豚の専門店。日曜のみオープンの地味なスタンドながら、ここの味を知る近所の常連という女性が、来週の来客用に 鶏を一羽予約していました。

自家製Tripesトリップ(臓物)のテリーヌやパテ・ド・カンパーニュにも惹かれますが、豚肩肉の塊を購入。

チーズ屋には、冬になって出てくるのを楽しみにしている人が多い

Mont d’Orモンドール。

買い物が終わったら、帰りがけに紅葉が始まったBercyベルシー公園で一息。メトロ駅隣のBercy villageベルシー・ヴィラージュではブランチをとる人、早くもノエルのプレゼントの下見をする人達で賑わっていました。

今日は、旬の根菜のピクルスを。
ラディッシュは、葉が活き活きとした鮮度の良いものを選びましょう。

■『ローズ色のピクルス』
Pickles Rosés

紅芯大根、赤大根、ラディッシュなど 適量

*ピクルス液

酢(米酢、穀物酢、ワインヴィネガーなど)カップ1/2

水 カップ1

砂糖 大さじ2

塩 大さじ1/2

月桂樹の葉 1枚

粒コショウ 小さじ1

コリアンダー 小さじ1

1.ピクルス液の材料を小鍋に入れ中火にかけて、砂糖と塩が溶けるまで混ぜて火を止める。

2.好みの大根を薄切り(包丁かスライサーで)。

3.切った大根をビニール袋か瓶に入れて、①のピクルス液を注ぐ。

4.1時間くらいおけば、美味しく食べられるようになります。

これは根菜の美味しい時期に手軽に作れるのと、きれいな色はキッチンに並べて眺めているだけで良い気分。赤タマネギをマリネにするのもお薦めで、魚や肉料理に添えると酸味と色合いがアクセントに。
これから、ノエルや年末年始のおもてなしのテーブルが一層華やぎます。

■Marché Bercy マルシェ・ベルシー
Place Lachambeaudie75012 Paris
営)水 15〜20時/日7〜15時
メトロ)14番線 Cour  Saint Emilion 駅下車

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