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冬太りの原因は生活習慣にあり!代謝のいいカラダのつくり方

  • 2016.11.10
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年末年始に潜む暴飲暴食&運動不足の悪夢まであと2ヵ月。「MAQUIA」12月号の「ダイエットのすべて」から、代謝のいいカラダ作りのために必要な生活習慣・睡眠・ストレスケアをご紹介します。

お話を伺ったのは

睡眠コンサルタント 友野なおさん

SEA Trinity代表。睡眠改善で15キロの減量に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。


精神科医・作家 奥田弘美先生

精神科医としてストレスや食意識を改革する「脳ダイエット法」を提唱。著書多数。


渋谷DSクリニック渋谷院 院長 林 博之先生

ダイエット専門クリニックの院長として「リバウンドなく体型を維持する」ダイエットを指導。


ダイエットのすべて

生活習慣・睡眠

ストレスケア編

冬太りする人としない人の違いは、生活習慣にあり!?グータラな生活を見直して、代謝のいいカラダを目指そう♪


Q1 部屋が暖かくて、気がつけば睡魔が……昼寝をちょこちょこするのも太る原因?

A 食後の昼寝は、デブまっしぐら

「15時までに20分程度の昼寝であれば、 心身の回復にいい影響があるのですが、 食後の昼寝は避けるべき。エネルギーが使われず、 脂肪として蓄えられてしまうので、 確実に太ります!」(林先生、以下H)


Q2 ダボダボのルームウェアを着ていると、おデブになりやすい?

A ズバリ、美意識が欠如します!

「美意識の低下は、 『これくらい食べてもいいや!』という開き直りの精神を生み出すので、 体重にきっちり反映されます」(H)


Q3 便秘だと太りやすい?

A 便秘は、ダイエットの大敵

「長時間腸内に便がとどまることにより、 体重減少の妨げに。また便秘により腸内環境が悪化すると、 代謝低下にも影響します」(H)


Q4 ダイエットすると貧血になりやすいんです(涙)

A 鉄分不足が原因。食生活でケアして

「ダイエット中は、 ヘモグロビンを作るための鉄分が不足し、 貧血になりやすいもの。鉄分を多く含む食材は、 プルーン、 レバー、 赤身の魚、 ほうれん草などがあります」(H)


Q5 睡眠の質を高めると、痩せにつながる?

A 深い睡眠は、痩せホルモンを分泌します

「痩せホルモンと呼ばれる成長ホルモンは、 内臓脂肪や体脂肪の分解に働きかけるもの。また、 筋肉の合成を促し、 基礎代謝をアップさせる役割もあります」(友野さん、以下T)


Q6 自分が質のよい睡眠をとれているか、確認する方法は?

A ひとつでも該当すれば、改善の余地アリ

「とくに午前中眠気がくる人は、 睡眠時間が足りていない可能性大! ひとつでも該当する人は、 食事を見直したり、 日中の活動量を増やしたり、 寝室の環境を整えて」(T)


Q7 寝つきが悪かったり、まったく疲れがとれない……。

A 寝る直前まで、スマホを見ていません?

「スマホのブルーライトを見続けていると、 睡眠を促すメラトニンの分泌量が低下。結果、 眠りが浅くなったり、 寝つきが悪くなります」(T)


Q8 締めつけがなければ、ルームウェアで寝てもいいでしょ?

A パジャマは、睡眠の質を左右します

「パジャマは寝返りがスムーズに打てるように設計されています。ルームウェアでは、 寝返りが上手に打てず、 睡眠の質が下がってしまう可能性も……」(T)

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Q9 睡眠サプリに頼ってもいい?

A きっかけのひとつにするのであれば、いいと思います

「近年様々な種類が出ているので、試すのも手。ただし長年悩んでいるような場合は、専門の外来へ相談したほうがよいことも」(T)

自律神経を整え、眠りを促す。インナーピース 100g¥6000/プラントロジー


Q10 ストレスが溜まると、なぜ過食につながるの?

A 抗ストレスホルモンの仕業です

「長時間ストレスを受けると、副腎からコルチゾールが分泌されます。カラダが脂肪を溜め込みやすいモードになると同時に食欲を抑えるセロトニンが減少するため、 食欲がUPします」(奥田先生、以下O)


Q11 心地よい睡眠を促す香りは?

A 心がホッとする「セドロール」がおすすめ

「セドロールは自律神経に作用し、 呼吸や心拍数をゆっくりさせることから、 心身をリラックスさせる効果があるとわかっています」(T)


Q12 ダイエット停滞期がツライ。どう乗り越えれば?

A 過食に走らないよう上手にストレスケアを

「食べること以外で、 ストレスを解消することが大切。運動やマッサージ、 買い物など何でもOK。精神が安定すると、 自分をコントロールしやすくなりますよ」(O)



Q13 イライラしている時に、お菓子を食べると落ち着くのはなぜ?

A 脳内でセロトニンが一時的に分泌されるから

「甘いものを食べると、 心がホッとする効果のあるエンドルフィンや心が落ちつく効果のあるセロトニンが脳内で一時的に分泌されるからです。そのため、 冷静さを取り戻せるのです」(O)


Q14 ストレス太りをしないためには、どうしたらいい?

A セロトニンの分泌を促す

「ポイントは朝日を浴びること。そして朝食でセロトニンの元となるトリプトファンを摂ること。上手く分泌できれば、 ストレス太りを回避することができます」(O)


※ご紹介する施術には、効果と感じ方に個人差があることをご了承ください。


MAQUIA12月号

撮影/当瀬真衣〈TRIVAL〉 ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/藤井晶子 モデル/佐原モニカ イラスト/本田佳世 取材・文/国分美由紀 平田桃子〈verb〉 構成/芹澤美希(MAQUIA)


【MAQUIA12月号☆好評発売中】

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