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それが原因!みるみる「むくみ足」になっちゃうNG習慣

  • 2016.11.9
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女性の悩みで多い“むくみ”を、体質だからと諦めていませんか? 実はエステティシャンの筆者も昔はむくみに悩まされていましたが、今はむくみを予防することに力を入れて、昔ほどには悩まされなくなりました。

特別なことではなく、日常のちょっとした行動を意識するだけで、肥満やたるみに繋がる“むくみ”を、軽減することができるんです。今回はエステティシャンの筆者が実際に気をつけている、みるみるむくみ足になってしまうNG習慣をご紹介します。

 

■基本!塩分の摂りすぎ

朝食や夕食はできるだけ自宅で摂っていますが、昼食やおやつなどの塩分にも気を付けています。やはり塩分が多いとむくみやすくなり、また、それを改善しようと体も必要以上の水分を欲します。そうしてむくみのスパイラルに入ってしまうので、塩分は控えるようにしています。

外食は楽しみたいので気にしすぎるのはもったいないですが、野菜スープなど体によさそうな響きでも、塩分が潜んでいるものが多くあります。そのようなヘルシーにみえて実は塩分が多い料理も食べる際には認識して、他の食べ物で調整するなどするのがよいでしょう。

 

■同じ姿勢を1時間以上続ける

事務仕事や立ち仕事など、同じ姿勢でいないとできない仕事もありますが、1時間~1時間半で休憩を入れると、体もリセットできます。休憩とは10分15分のホッとする休憩ではなく、体をリセットするための10秒程度の休憩のことです。

事務仕事の人は立って伸びをする、そけい部をさするなどを取り入れてみてください。立ち仕事の人は屈伸を1回2回する、ふくらはぎを伸ばすなどを意識して行ってみましょう。エコノミー症候群の予防と同じですが、滞っている血流を循環させることができます。

 

■2日を超える睡眠不足

実は、むくみに関係が深いのが睡眠です。難しい理論ではなく、単純に座ったり立っているより、寝ている方が血液が流れやすく、寝ている間にむくみが勝手に解消されます。睡眠不足の人や横に寝転がった姿勢で寝ていない人もむくんでいる人が多いです。

エステティックがむくみに効果的な理由にはこの原理もあり、一番血流が流れやすい姿勢で、手や機械を使って血流を促していくからです。また、睡眠は便秘解消にも効果があります。そのため、同時に腸のデトックス(快便)によるむくみ軽減も期待できます。

 

■血流の滞りをほぐさない

全身マッサージというと大変そうですが、今の季節は乾燥が気になり、全身に保湿剤を塗る人が多いと思います。その保湿クリームやオイルを塗るときに、少し気を付けるだけで、全身マッサージができます。

方法としては、まず鎖骨の方向に塗っていき、筋肉のコリがあるところは何度か往復させたりしましょう。むくみは脚だけでなく、お腹や腕、顔など、全身むくんでいることが多いので、脚以外の場所を少しさするだけでも全身の巡りがよくなってきます。

 

いかがでしたか? この4つのポイントを実行するだけで、むくみにくくなり、むくみが取れやすい体になります。仕事が忙しいときは、特別なことをしている余裕がないですが、これだけ気を付けていればむくみの悩みは少なくなります。

現在とってもむくんでいるという場合は、30分早歩きをした後、ふくらはぎの念入りマッサージと入浴を行ってください。効果が出やすくなりますよ。

【筆者略歴】

※ 山田みき ・・・ エステティシャン・美容師。自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。NHKにてエステ指導や雑誌掲載多数。エステ・ヘアメイク・着付け各種コンテスト優勝及び上位入賞の経験をもつ。

【画像】

※ Dragon Images / Shutterstock

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