1. トップ
  2. スキンケア
  3. ほうれい線、目元のたるみに血行アップマッサージでしなやかな肌に!

ほうれい線、目元のたるみに血行アップマッサージでしなやかな肌に!

  • 2016.11.8
  • 20939 views

乾燥と寒さが厳しい冬に油断すると、肌トラブルは一気に進行してしまいます。そこで「MAQUIA」12月号から「たるみとシワの100問100答」をご紹介。美のプロがマッサージやエクササイズを伝授します。

お話を伺ったのは

トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん

佐伯チズ氏に師事後、独立。幅広い知識を持ち、誰もが真似しやすい実践的なメソッドを提案。


スタイルM 代表 村木宏衣さん

言わずと知れたゴッドハンド。整形並みの変化で話題の「顔筋整骨」を習得できる著書も好評。


宝田歯科医院 院長 宝田恭子先生

日本アンチエイジング歯科学会理事。エクササイズで自身や患者のエイジレスな美を育てる。



血流や筋肉の質に働きかける

マッサージ・エクササイズ・美顔器で奥からケア!

血行をアップさせ筋肉をしなやかに保てば、栄養や酸素がたっぷり届き、シワやたるみのない美肌に。


Q1 美顔器ローラーも使い方を間違えるとたるむって本当?

A 下方向に流すのはNG

「コロコロと上下に往復運動してしまうと、リフト効果が半減。上方向だけに動かして」(水井さん)。「熱効果で深部に働きかけるものは、保湿もきちんと」(村木さん)


Q2 クレンジングのときにたるみやシワ予防のマッサージをしてもいい?

A NO

「汚れを抱え込んだクレンジング剤でマッサージしたら、肌がかわいそう。栄養を与えるクリームや乳液を使いましょう」(水井さん)


Q3 目を見開いちゃって出る額のシワ、目立たなくする方法は?

A 額をこぶしでグリグリ〜

「目を見開くと同時に額の前頭筋も上げてしまっているのが原因。この前頭筋の緊張をほぐしつつ、保湿も強化を」(村木さん)

握りこぶしを額にあてて首を前にかしげ、頭の重みで圧を掛ける。そのままこぶしを5回クルクル。手を移動させて額全体をほぐす。


Q4 ほうれい線に効くマッサージを教えて!

A 頬を細かくほぐしましょう

「小鼻の横から頬にかけてある4つの筋肉を左右にほぐしてから、上下に伸び縮みさせるエクササイズを。頬がプリッと引き上がり、ほうれい線が薄くなります」(村木さん)

小鼻の横に指を密着させ、左右にスライドして筋肉をほぐす。目の上まで指をずらしていき、全体をほぐす。

小鼻の横の筋肉を指で押さえ「えおえお」と言う。「え」のときは上唇を上げ、「お」のときは鼻の下を伸ばして。


Q5 目元のたるみケア、冷やすのと温めるのとどちらがいいの?

A 両方交互がベスト

「まずは温めて筋肉の緊張をゆるめ、その後に冷たい刺激で肌をキュッと引き締めて。何回か繰り返します。ただしあまりに熱すぎると乾燥しやすいので注意」(村木さん)


Q6 鼻もたるみで大きくなるって本当?

A 本当です!

「あまり知られていませんが、鼻は周辺の筋肉のゆがみや皮膚のたるみで引っ張られると、横に大きく広がってしまうのです。エクササイズで予防できますよ」(村木さん)

鼻の穴の内側の軟骨部分をつまんで下に引き下げ、反対側の手で小鼻をつまむ。鼻の穴を膨らませるようにして「えおえお」と10回。


Q7 目元のマッサージャー、やっぱり使うべき?

A 新作は優秀なものばかり!

マッサージャー付きのアイケア製品が続々と発売。中でも独自のメソッドを提案しているクレ・ド・ポー ボーテは、製品との相乗効果ですぐに目元がくっきり!

目元のたるみやむくみなど立体的な悩みまでケア。プラチナコートされたマッサージャーは目元のカーブに絶妙にフィット。クレ・ド・ポー ボーテ クレームコントゥールデジューn(医薬部外品) 15g¥25000/資生堂インターナショナル

クリームを目周りになじませてから、まずは目頭→目尻にスーッと6回。

目尻のシワが気になる部分を中心に、こめかみに向かって3回クルクル。

眉頭を軽く押してから、目の周りをぐるりと3周。最後にこめかみを押す。


Q8 マッサージやエクササイズをすると、よけいなシワを招くという説が

A 動かさないほうが問題

「日常生活では特定の筋肉しか使われないことが多いので、意識的に刺激を。肌が乾いた状態では折りジワがつきやすいので、専用コスメも活用」(村木さん)

(右)高粘性のミルク。マクロヴィンテージ ロイヤルマッサージミルク 140ml ¥12000/江原道

(左)スカルプトウェア コントゥーリング マッサージ クリーム マスク 48g ¥6300/クリニーク


Q9 肩コリもたるみと関係しますか?

A 大いに関係あるので、コリ解消のエクササイズを!

「パソコンやスマホなどで前かがみになって首や肩が凝っていると、首のシワや顔のたるみの原因に。簡単なハンガーエクササイズでこまめにほぐしましょう」(宝田先生)

背筋を伸ばして立つ。ハンガーの両端を持ち、水平の状態を保ちながら頭の上にまっすぐ上げる。

ハンガーを水平にしたまま、頭の後ろをゆっくり通過させて肩まで下げる。1〜2を10回繰り返す。


MAQUIA12月号

撮影/押尾健太郎(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/清水美知 スタイリスト/石田 綾 モデル/樋場早紀 イラスト/miya 齋藤よしこ 取材・文/高見沢里子 摩文仁こずえ 構成/山下弓子(MAQUIA)


【MAQUIA12月号☆好評発売中】

の記事をもっとみる