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プロは絶対にやらない!やりがちだけど実は大間違いな「5大NGメイク」

  • 2016.11.7
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毎日・毎朝するメイクは、生活の一部として当たり前の行動であり、社会人の身だしなみと言えますよね。

そんな、切っても切り離せないメイクですが、毎日の手順の中で、実は気付かずに行なってしまっているかもしれない、プロが絶対やらないNGポイントがあることをご存知ですか?

普段、何気なく加えてしまっている、あのテクニックが……。意外な落とし穴が隠されていることも!

一度覚えてしまえば簡単ですが、知っているのと知らないのとではお肌の状態や仕上がりが全く変わっていきます。今回は日本、ニューヨーク、ロンドンと様々な現場でメイクをしてきた筆者が、そんな覚えておきたいポイントをメイクの順番に沿ってご紹介していきます。

 

■スキンケアを鎮静する前のファンデーション

まずはスキンケア後、メイクに入るまでの段階。ついスキンケアをしっかりしたからと安心して、そのままお化粧を始める方は多いかと思います。でもこれはNG! しっかり手でお肌をプレス、鎮静をして、スキンケアをお肌に浸透させる、もしくは余分な油分はティッシュオフをする等、お肌の表面が滑りすぎていない状態でお化粧をのせていきましょう。ここを抑えておかないと、上からのせるお化粧品が全て滑ってしまうような状態になってしまいます。

 

■下地なしのファンデーション

そして以外と多い下地無しのファンデーション。これもNGです! まず、下地を使わずにファンデーションをダイレクトに塗布してしまうと、ムラや崩れの原因になります。そしてカバー力などがあるファンデーションを直接つけることにより、毛穴を塞いでしまう原因になったり、お肌への負担が強くなってしまいます。下地、もしくは下地と同じ効果がある物を必ず使用し、ファンデーションの間に一枚布を挟むように加えていきましょう。

 

■フェイスパウダーをたっぷりとまんべんなく塗る

「えっ、駄目なの……?」と思われるかもしれません。これは絶対に、とまでは言えませんが、避けた方がいい塗り方ではあります。まず、現在の流行傾向から見るお肌作りはマットではないので、古いイメージになります。そしてまんべんなく、たっぷり塗ることにより、厚ぼったい印象の老け見え顔に繋がってしまうのです。さらに、乾燥や小じわも目立たせてしまいます。

ポイントは最初にブラシ等でふわっとフェイスパウダーをかけてあげてから、目周りや口元の動く部分に少しパフで足してあげる、このように全体に、ではなく必要な所にはしっかり、必要がない所には薄くとメリハリをつけましょう。

写真のように小鼻の脇等、崩れやすい部分にはパフの先端を使いしっかり入れ込みます。

 

■マスカラの後のビューラー

これも意外と多いようですが、絶対にNG! マスカラ後のビューラーの方がしっかりとまつげは上がります。ただこれはまつ毛の切れ毛、抜け毛の原因になり、強いテンションによる毛根へのダメージに繋がります。ビューラーを優しくかけてあげて、マスカラ下地やトリートメントを加えてから、マスカラを塗布していくことをオススメします。

 

■ブラシ、スポンジのケア

最後に忘れがちな道具のケア。スポンジやブラシはしっかりと洗っていますか? 汚れている道具をお顔や目周りに使うことは衛生上とてもよくないです。ものもらいや肌荒れの原因にもなる道具の汚れ、必ず道具の洗浄は定期的に行ないましょう。

このように普段普通に取り入れてしまっているメイクテクが、実はNGだったんだ……ということがあります。この機会にもう一度ご自身のメイク方法を振り返り、お肌に負担のない美しいメイク方法を覚えていきましょう。

【筆者略歴】

※ 小笠原彩 ・・・メイクアップアーティストとしてロンドン、NY、東京とランウェイや雑誌・広告のメイクを手掛けハリウッド女優顧客も持つ。2015年に美容プロデュース・コンサルティングの会社を立ち上げ、アジア方面での貢献事業、講演、商品開発も行っている。

【画像】

※ wavebreakmedia / shutterstock

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