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知らないと怖い!? 「人工甘味料」に潜む危険性がまた1つ明らかに!

  • 2016.11.5
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カロリーのある糖類入りの甘い飲料が肥満や糖尿病のリスクを高めることから、ダイエットコーラをはじめ、人工甘味料入りの清涼飲料水が多く店頭に並んでいますが、2016年10月に米国立衛生研究所は、人工甘味料の子供への安全性に関する研究結果の報告をしました。

18~45歳の成人11名と6~12歳の子供11名を対象に、代表的な人工甘味料であるスクラロース入りの水を飲ませた後、1120分以内に採血をし、血液中の人工甘味料の濃度を測定するという研究でしたが、その結果、子供は身体が小さく体内に存在する血液の量も少ないため、血中スクラロース濃度が成人の2倍になることが明らかになりました。

米国食品医薬局(FDA)により安全な食品添加物とされている人工甘味料ですが、近年の研究により、実はメタボのリスク増加、腸内環境の悪化に関与していることが少しずつ明らかになりつつあります。そこで、ゼロカロリー飲料と健康について、元食品メーカー開発職の管理栄養士である筆者の考えを記していきます。

 

■ むやみやたらに“カロリーゼロ”を選ばない

カロリーゼロの飲料は、血糖値への影響が少ないため、メタボ予備軍の人や肥満、糖尿病を患う人には嬉しいものですが、健康な子供には、特に選ぶべき理由がありません。

消費者がダイエット効果を期待して、本物の糖類よりもカロリーゼロ飲料を好む傾向がありますが、長期摂取による健康への悪影響に関しては、未だ明らかになっていません。

なんとなく良さそうだから買うのではなく、その商品の特徴が、本当に自分に必要なのかを考えた上で手に取る癖をつけましょう。

 

■子供の頃からの人工甘味料の摂取は味覚も狂わせる!?

人工甘味料は、天然の甘みに比べて、刺激の強い甘みを持つことが特徴です。味覚が敏感な子供の頃から、この刺激的な甘みに慣れてしまうと、味覚が鈍る原因となり、全体的に濃い味の刺激がないと満足できない体になってしまう恐れがあります。

 

いかがでしたか? 健康な体作りは毎日を幸せに過ごすために何よりも大切で必要な基盤です。

食べたものが未来の自分の体を作っていることを意識し、再度カロリーゼロ飲料との付き合い方を検討することが大切ではないでしょうか。

【参考】

子供は人口甘味料の血中濃度が上がりやすい – 最新健康ニュース
【筆者略歴】

※ 藤橋ひとみ ・・・ 管理栄養士。食品メーカーにて商品開発業務を経験後、フリーの道へ。20歳で突然発症したアトピーを、食事で根本的に改善した経験から食事の大切さを体感し、体の内側からキレイと自信を作る食事法を提案している。ブログでも発信中

【画像】

※ shutt2016 / shutterstock

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