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姿勢を正すとピタッ!? 静かな場所でお腹が鳴らないようにする方法

  • 2016.11.2
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こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。

静かな場所にいるときに限って、お腹が鳴ってしまうことってありますよね。会議中や授業中など、静かであるからこそ、隠すのが難しい体の困った機能と言えるかもしれません。

お腹が鳴るのは体が正常であることの証しではありますが、鳴らないようにする方法がありますので、参考にしていただければと思います。

●お腹が鳴るのはなぜ?

空腹時にお腹が鳴るのは、胃腸内に消化しきれなかった食べ物や水分、そこに空気が混ざりかき回される課程で、空気が胃腸内で振動する ことで起こります。

空腹時になると、胃腸は収縮運動をして、残っている食べ物などを排出させようとします。そのときに「グー」や「ゴゴゴ」などの音がするのです。

これは、無意識のうちに行われる体の動きですから、止めさせることはできません。

しかし、食生活に少し気をつけることでお腹が鳴らないようにする対策はあります。

●お腹が鳴らないようにする食生活

やはり、消化器官が関係しているので、食生活に気をつけることが一番、効果が期待できます。

●(1)3食きちんと食べる

3食が食べられない人もいるでしょう。ダイエットや仕事が忙しいなど、個々でさまざまな理由があると思いますが、お腹の音を何とかしたいのであれば、食べるように工夫をしてみてください。

できれば、バランス良く栄養が摂れると良いのですが、難しい場合は、炭水化物よりもタンパク質を摂る ようにしてみましょう。

消化の速度を考えますと、炭水化物よりタンパク質の方が遅いので空腹になるまで時間が稼げます。

●(2)良く噛む(早食いをさけるため)

時間がないなどの理由で、良く噛まずに飲み込んでしまうなんてことはありませんか?

早食いをすると、空気をたくさん含んだ状態で胃腸の中に食べ物が入ってしまいます。空気が多ければ、お腹の音が大きくなります。

●(3)炭酸飲料を飲み過ぎない

炭酸飲料にも空気が多く含まれています。そのため、胃腸内に空気が多く取り込まれてしまいます。

その結果、空腹が訪れると胃腸の収縮運動でお腹が大きく鳴ってしまう確率が高くなります。

●お腹が鳴らないようにする生活習慣

お腹が鳴ってしまう事態を避けるには、早めに血糖値を上げ、空腹な状態を避けることです。

チョコレートやアメなどの糖質の高い食品を会議前などのお腹が鳴ったら困るときに間食として食べれば、素早く血糖値が上がるので空腹感をなくすことができます。

特におすすめなのが、ナッツ類 です。ナッツ類には脂質が多く含まれています。

脂質はタンパク質よりも消化が遅いので、腹持ち感があり健康にもいい食品です。

どうしても口にすることができなかった場合は、背筋を伸ばすようにして姿勢を正しましょう 。

「お腹が鳴るかも」とお腹をかばうようにする人が多いと思いますが、姿勢を正した方がなりにくいようです。

実際に数日にわたって試してみました。確かにお腹をかばうような姿勢をしていたときよりも鳴らなかったです。

また、「お腹が鳴ったら困る」と考えてしまえばしまうほど、過剰にストレスとなってしまいます(過剰なストレスは、体に別の症状を起こしてしまう可能性が高くなりますので、注意が必要です)。

鳴ったら困るような場所に身を置く前に、血糖値が上がるような食品を口にすることを常としてみましょう。

●おわりに

お腹が鳴ってしまうことを考えるのでしたら、鳴ったときにどうするかより、鳴る前に対策を取った方が気持ちの上でも安心できます。

鳴ったら困ることばかり考えていては、さまざまなことに支障をきたしますし、それが繰り返されることによって負のスパイラルに巻き込まれてしまう可能性だってあります。

適度な間食は、仕事や授業に集中できるという利点もあるため、消化スピードの遅い間食を少し摂ることをおすすめします。

【参考文献】

・『non・no生活基本大百科』集英社・発行

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

●モデル/神山みき(れんくん)

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