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格式ある「レストラン公会堂多賀」でお得にいただける、ふわとろオムライスが人気!

  • 2016.11.2
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岩手県公会堂の地下にある「レストラン公会堂多賀」は、創業89年という歴史を持つフランス料理店。多くの美食家や要人をもてなしてきた格式あるレストランですが、気軽に食べられるセットメニューもあるんですよ。昭和初期に建てられたネオゴシック建築のレトロな雰囲気とともに、伝統の味を楽しみませんか。

階段を降りるとレトロな空間が広がります

JR盛岡駅から車で5分。盛岡の中心市街地「中央通」にある岩手県公会堂は、昭和天皇の成婚を記念し建てられたというネオゴシック系の近代建築。この重厚感のある建物の地下に「レストラン公会堂多賀」はあります。

かつては議事堂や迎賓館として使われ、長らく政治と文化の中心にあった岩手県公会堂。「レストラン公会堂多賀」はその当時から営業を始め、今年で創業89年を迎えました。

公会堂の右手に見える黄色いテントのような屋根がレストランの入り口。階段を降りていき店内に入ると、廊下には赤い絨毯が敷かれ、こだわりの調度品が並び、ぴんと背筋が伸びるような気品が感じられます。

目をひくのは、廊下や室内に飾られる絵画や彫刻、書。松本俊介や舟越保武など盛岡にゆかりのある芸術家の所蔵が多くあり、地下の秘密のギャラリーを訪れたような気分になります。

創業者である細川睦夫氏は、旧五千円札の肖像にも使われた盛岡出身の教育家・新渡戸稲造と親交があり、新渡戸氏が店で実際に食べたメニュー(海の幸のブイヤベース、和牛ヒレ肉のポワレ、シャンピニヨン・ア・ラ・クレームなど7品)を「新渡戸コース(8240円)」として提供しています。

先代からお店を継ぐ細川磐夫代表は「新渡戸稲造博士ゆかりの店として伝統の味を守りながら、みなさんに楽しんでいただける料理をお届けしたい」と思いを話します。

伝統の味を気軽に味わえる洋食セット

「レストラン公会堂多賀」では、歴史ある店の品格・伝統を感じさせる上品でおいしい洋食メニューをいただくことができます。

なかでも「公会堂多賀の味を気軽に味わえる」と評判なのが、1500円前後で提供している「洋食セット」。一番人気は、昔からの名物料理「オムレツ」に「ハヤシライス」が加わった、ボリュームたっぷりの「オムレツハヤシライス」。ふわふわとろとろのたまごに、コクのあるハヤシソースが相性抜群です。

メインのあとには、アラカルトでオーダーできるデザートはいかが。ロールケーキやガトーショコラ、ババロアなど時期によって内容が変わるのもお楽しみ。

この他、「お魚ランチ」や「お肉のランチ」「限定ランチ」など、ランチタイムのみ提供するお得なメニューもあります。

創業当時から使われている銀製のカトラリー

歴史あるメニューとともに運ばれてくるのは、品の良い食器たち。銀製のスプーンやフォークなどのカトラリーは創業当時から使われているものだそうです。

まだ洋食が珍しかった時代から、数々の美食家や要人をもてなしてきた「レストラン公会堂多賀」。岩手を訪れたら一度は訪れてみてほしいお店です。古き良き時代を感じさせるレトロな空間で、伝統の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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