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私の体どうなってるの? ママたちを襲う、産後のボディトラブル

  • 2016.10.30
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赤ちゃんを産んでひと安心、しかし産後のカラダは想定外のことだらけ。さまざまなトラブルに見舞われて、パニックに陥ってしまう新米ママも。妊婦から母へと、短期間で急激な変化を経験した肉体はどうなってしまうのか? 先輩ママたちの「私、こんなことになっちゃいました」というエピソードをご紹介します。

© ALDECAstudio - Fotolia.com

■もしかして病気…? 産後は不調のオンパレード!

妊娠中は周囲がちやほや、あれこれねぎらい、いたわってくれたのに、子どもが生まれたとたん、ほったらかし。産後、変化の荒波に翻弄されるママのカラダは、誰からも気に留めてもらえず置き去りに。ママ自身、いつだって赤ちゃん最優先、自分のことは我慢、我慢なのです。

先輩ママたちに聞いてみると、産後は不調のオンパレード! でも、産褥期はやむなし。大仕事のあとで疲弊しているのは当然のことと、初期の変化は受け入れているよう。

「まだ産院に入院していたときのこと。ベッドの上で授乳していたら、おまたのあたりがヒンヤリ。見ると、無意識の尿モレによって、下半身がびしょ濡れの大洪水! 分厚い産褥パッドもぐっしょりで、何が何だかパニックに…。数日間、下半身は制御不能に」(30代前半)

「妊娠中、高血圧で長期入院。そのせいか、産後もむくみっぱなし。靴が履けず、どこへ行くにもLLサイズのサンダル。もちろん、お宮参りも…」(30代後半)

「出産して空っぽのはずなのに、妊婦のようにおなかが盛り上がったまま。『うそ! もう2人目!?』と、驚かれたこと数回…」(40代前半)

想定外のカラダの不調や変化。残念なことに、この先しばらくは続いてしまうようです。

■産後の体調不良、長期戦を覚悟すべき!?

産後のサプライズ的なカラダの変化は、数カ月では収まらないのが厄介なところ。育児に追われ、出産の記憶が薄れてもなお、ママのカラダは驚きの連続なのだとか。

「産後5カ月くらいたった頃、目がかすんだりピントが合いづらかったり、薄暗いと見えにくかったり…と目がおかしくなった。『もう老眼!?』とあせったけど、1~2カ月したらよくなった」(30代前半)

「奥歯がいきなりズキズキ痛くなって歯医者へ。いろいろ調べた結果、虫歯ではなく、“くいしばり”が原因とのこと。寝不足やストレスから無意識に噛み締めることが増え、そのせいで、歯痛のみならず頭痛にも悩まされた」(20代後半)

なかなか体重が戻らない、抜け毛がスゴイなど、一般的によく言われる変化以外にも、思いがけないトラブルがたくさん。これらは一見、出産とは無関係のように思われるものなので、「もしかして…病気?」などと、いらぬ心配で気落ちしてしまうことも。

「産後3カ月くらい過ぎた頃から急に、毎朝、カラダの節々がギシギシときしむように。手指は曲がったまま、足首もかたく、2階の寝室から1階のリビングへ、赤ちゃんを抱いて降りられなかったほど。もうダメなのかと思った」(30代後半)

「産後半年後、かなりのヤセ状態に…。食べても食べても身にならず、周囲からは『育児ノイローゼ』とうわさされ、いたたまれない気持ちに」(40代前半)

「回復を実感できたのはいつ頃?」との質問に、「3年たってようやく」と答えたママもいるほど、産後の闘いは長期戦。個人差はあるけれど、多くのママが人知れず、これら不調とともに、懸命に生きているのです。

■大事なのは、あせらないこと!

妊娠中、一生懸命勉強していたのは赤ちゃんのことばかり。そのため産後、数々の変化に右往左往。自分の身に何が起こっているのか把握できず、不安な日々を過ごすママは多いようです。

「現状から脱しようともがけばもがくほど、イライラが募って負のスパイラルに。抗うのではなく静かに受け止めていれば、やがて収束するもの」(30代後半)

「ママ友に悩みを打ち明けると、『自分だけじゃなかった』と安心できる」(30代後半)

あせったり落ち込んだり、ストレスをためこむのが一番よくないこと。すべては時間が解決してくれると、信じることが重要です。

ちなみに、胸やおなかのたるみに関しては、いつまで待っても回復の兆しナシ。これらは「出産の勲章」として、一生背負っていくものなのだとか。

(ハルノ コトリ)

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