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大阪ママの激ウマ「お好み焼き」が、市販のミックス粉をつかわず簡単に!

  • 2016.10.30
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関西では、家庭のおかずとしてお好み焼きが登場するのは当たり前。関西以外のエリアでも、「関西風お好み焼き」はかなり浸透しているのではないでしょうか?

ただ、市販のお好み焼き粉を買うと、一度では使い切れず、あまらせてしまいがちです。そこで今回は、市販のお好み焼き粉を使わずにつくる、「我が家のお好み焼き」レシピを紹介します。

(c) happyyuu - Fotolia.com

■お好み焼き生地のつくり方

お好み焼きの生地に欠かせない要素は、「小麦粉」「出汁」「長芋」「卵」の4つ。これをおさえておけば、きちんとおいしいお好み焼き生地になります。

<生地のつくり方>

1.ボールに小麦粉と粉末状のカツオ節を入れ、混ぜ合わせる。

小分けパックタイプのカツオ節を袋のままもむと、簡単にカツオ節粉をつくることができます

2.すりおろした長芋を加えてよく混ぜ、さらに水を少しずつ足しながらよく混ぜて、生地をのばす。

箸で「の」の字を書くと軽くあとが残る程度のかたさが目安です

3.溶きほぐした卵を加えて、生地に空気を含ませるようによく混ぜたら完成。

2と3の間で生地を冷蔵庫に入れて、少し寝かせると、よりおいしい生地に仕上がります。分量は卵1個に対して小麦粉100g、水分(長芋ふくむ)100gが目安。カツオ節粉を入れずに、だし汁で生地を伸ばしてもOKです。

(c) kai - Fotolia.com

■お好み焼きのデキを左右する「混ぜ」

キャベツと生地は、かならず焼く直前に混ぜ合わせましょう。混ぜてから時間が経つと、キャベツからどんどん水分が出てしまい、フワッとした仕上がりになりません。

キャベツはかなり大きめのみじん切り、または太めの千切りにしておきます。分量は、キャベツと生地の重さが同じになるくらいが目安。混ぜるとキャベツから水分が出ますので、「生地が少なすぎるかも?」と思うくらいでOKです。キャベツと生地が少しなじむまで、ボールの底からすくうように混ぜ合わせます。

(c) kai - Fotolia.com

■焼き方のコツ

熱したフライパン(またはホットプレートなど)に油を引き、生地を焼いていきます。フワッと焼き上げるためのポイントは次の3つです。

・厚めにする

・押さえつけない

・返す回数を最小限にとどめる

(c) kai - Fotolia.com

フライパンに生地をのせたら、あまり薄くのばさず、高さを出すようにしましょう。そして、そのまましばらく放置。まずは下になっている面をしっかり焼き、それから上下を返します。

さらに、また下の面がしっかり焼けるまで放置。最後にもう一度返して、焦げない程度に火を弱め、中まで火を通します。

●豚玉の場合

キャベツ&生地の上に薄切りの豚バラ肉をのせて焼きます。

●イカ・海老などの場合

あらかじめ炒めて火を通したイカ・海老などを、キャベツ&生地に混ぜ込んで焼きます。

(c) sakura - Fotolia.com

■お好み焼きソースがないときは、自家製ソース!

焼き上がったら、ソースをかけて出来上がり! ですが、お好み焼きソースを常備している家庭は少ないかもしれません。

そんなときは、ソース(中濃・ウスター・とんかつなど)にケチャップとハチミツをブレンドすると、お好み焼きソースに近い味になります。

ソースのかわりにしょうゆをかけると、あっさりとした大人味のお好み焼きに。専用のソースがなくても、十分「我が家のお好み焼き」が楽しめます。

今回はいたってシンプルなお好み焼きを紹介しましたが、キャベツと一緒に紅ショウガ・千切りのニンジン・青ネギ・天カスなどを混ぜ込んで焼けば、よりオリジナルの味に。大きさもトッピングも味付けも、何もかも自由自在なのが「我が家のお好み焼き」の醍醐味です。

早速、冷蔵庫にある「お好み」の具材を使って、試してみてはいかがでしょうか?

(森川ほしの)

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