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学生時代かっこよかった彼が劣化する瞬間

  • 2016.10.22
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メディアはなんでも流行りものにしちゃうことが大好きですから(それも仕事のうちですから)、いろんなものが世間で流行ります。

巷のウワサによると、最近は「同窓会婚」が流行っているそうです。たとえば高校の同窓会に5年ぶりに参加した男女が、意気投合して結婚しちゃうとか・・・・・・そういうケースです。こういうのは非常にラッキーな話です。

高校の時にかっこよかった彼に5年ぶりに会ったら、彼はメタボってて、髪の毛が残念なことになっていて、すごくおっちゃん化していた、というケースだってありますよね。今回は、「学生時代かっこよかった彼が劣化する瞬間」について、一緒に見ていきたいと思います。

■■反骨精神あれこれ

男子が劣化する瞬間、これは誰がなんと言っても、反骨精神がなくなったときです。反骨精神という言葉が一般的でないならば、ざっくり言えば「夢がなくなったとき」です。

言うまでもないことですが、多くの男子は、学校を卒業したらサラリーマンになります。マジメなサラリーマンには2パターンあって、会社の方針に、内心「これは違うだろう」と思いつつも、黙って仕事をこなしていくタイプと、会社のカラーにどっぷり浸かっちゃう人とがいます。

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女子で、会社の方針にどっぷり浸かっちゃう人というのは、わりと少ないでしょう。たとえばブラック企業に、一時どっぷり浸かっていたとしても、そのうち目が覚めて退職しちゃって、結婚して子どもを産み育てるとか、。なんらかの環境の変化によってわりと「正しい」というか「本来、人としてあるべき姿」というのを心のなかに持ち続けることができる・・・・・・あるいはそういう姿を、何歳になっても理想として大切に持っている・・・・・・男子と比べたとき、これが、ひとつの女子の特徴と言えるのではないでしょうか。

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一方、男子は、まだまだ「同じ業界や同じ会社に定年までいなくてはならない」と思っている人が多いのか、長いものに巻かれやすいのか、会社のカラーにどっぷり浸かっちゃって、学生の頃に持っていた「人としての常識」を忘れてしまったり(忘れたふりをせざるをえなかったり)、自分が社会人として達成したい目標をなくしちゃったり・・・・・・そういう人が散見されます。同窓会に行くとよくわかりますが、そういう人は、若くして若々しさがなくなってしまっています。要するに、反骨精神がなくなったのです。

■■男を見る目

学生時代かっこよかった彼が、今でもかっこいいというのは、彼が心のどこかに反骨精神を持ち続けているからです。会社の方針が意に染まなくても、黙って仕事をこなしつつ、チャンスがあれば「大改革」をしてやろう・・・・・・これくらいの気持ちを持っているのです。

ふつう、人は「反骨精神を持っているけど、今はそれを隠しているだけ」なんてことを、おおっぴらには言いません。言っているとすれば、その多くは愚痴です。ふつうは、お酒に酔っても言わないものです。反骨精神とは、そのようなものなのです。

でも、仕事のちょっとしたやり方や、お酒を飲んでいる時のちょっとした態度に、そういうのが現れてきます。

学生時代かっこよくて、今でもかっこいい男子とか、急に劣化しちゃった男子とか・・・・・・いろんな男子とたわむれているうちに、その男子が持っている反骨精神の量が、女子としてなんとなく見えてくると思います。

なんとなく見てきた頃、それが、あなたが理想としている彼とつきあえる時なのです。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)

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