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眠りの衣替え [東京快眠指南Vol.23]

  • 2016.10.19
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眠りの衣替え [東京快眠指南Vol.23] 2016.10.19SLEEPER

東京快眠指南 Vol.23by Megumi Kaji眠りの衣替え

暑い夏が終わり、クローゼットの衣替えをしたという方も多いでしょう。パジャマも暖かいものに替えて暖かくして眠りにつきたくなる季節になりました。

枕や布団、パジャマなどの睡眠の道具も、季節に合わせて替えたり、メンテナンスをすることがよい睡眠につながります。

秋から冬に向けて長い袖や裾のパジャマに替えて暖かくしたいところですが、睡眠中は汗をかいたり、意識しないままに20〜30回ほどの寝返りを打っています。特に汗についてはコップ1杯分ほど体から出ています。気をつけたいのは、冬でもフリースのような素材ではなく、木綿の素材が吸湿性があってよいでしょう。また、枕は一年中同じものを使っているという方が多いと思いますが、一番汗をかく頭を載せるものですから、週に1〜2回は干して、ピローケースは頻繁に洗い、季節に応じて肌触りの違う素材を選ぶと、より眠る時のリラックス感も増します。

定期的にメンテナンスをしている場合も、同じ枕を何年も使っている(いつから使っているか思い出せないというケースも)場合は、よい眠りの環境としては好ましくありません。買い換えるタイミングと考えてみましょう。

快眠に適した季節、メンテナンスを兼ねて寝具を見直してみませんか。鍛冶恵 東京生まれ。1989年ロフテー株式会社入社後、快眠スタジオにて睡眠文化の調査研究業務に従事。1999年睡眠文化研究所の設立にともない研究所に異動後、主任研究員を経て2009年まで同所長。睡眠文化調査研究や睡眠文化フォーラムなどのコーディネーションを行なう。2006年、睡眠改善インストラクター認定。2009年ロフテー株式会社を退社しフリーに。2010年、NPO睡眠文化研究会を立ち上げる。

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