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安さが魅力! 多様なリスクに備える“ミニ保険”の特徴とメリット

  • 2016.10.17
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こんにちは、金融コンシェルジュの齋藤惠です。

皆さんは万が一の病気やけがに備えて、どんなタイプの保険に入っているでしょうか? 現在加入中の保険の見直しは定期的に行っていますか?

ライフスタイルが変化すれば必要な保険も変わってきますし、 保険商品も日々進化しています。

今回ご紹介する“ミニ保険”についても、そのニーズにはまる人がきっといるはずですよ!

●ミニ保険とは?

正式には『少額短期保険』 といいます。保険金額が少額で、保険期間が1年以内となっているのが特徴です。具体的には、

・死亡保険……300万円以下

・医療保険……80万円以下

・損害保険……1,000万円以下

などという上限付きの保障内容になっています。

普通の保険会社ではなく、主にミニ保険専門の事業者が取り扱っている ため、一般的にはあまり知られていないかもしれません。

しかしその種類は極めて多様で、たとえば

・ペットの医療費や葬儀費用

・家財や店舗の賠償責任

・盗難

・家賃、リフォーム費用

・旅行、チケットのキャンセル料

など、病気やけが以外についても保障してくれる保険商品があり、あらゆるリスクに備えることができます。

●ミニ保険のメリットは?

まずは先ほども触れた、種類の多さと手広さがミニ保険のメリットのひとつです。

普通の保険会社では取り扱っていないような商品がたくさんそろっています。

他にも、保険金額が少額なので保険料が安いことも魅力 です。

ミニ保険の中には生命保険や医療保険、介護保険などもありますので、「病気やけがの保障は最低限でいいから保険料をできるだけ抑えたい」という人にはぴったりです。

また、一般的な保険では加入条件が合わなかった人も、ミニ保険であれば加入できる ということがあります。

過去に病気や入院手術をした人、持病のある人、さらには障害を持っている人、妊娠中の人なども入れる商品があります。

今まで大手の保険会社に入れる商品がなかったという人は、ぜひ一度ミニ保険の事業者へ相談してみることをおすすめします。

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いかがでしたか?

現在加入中の保険の掛け金が高い、または入れる保険が見つからないという人は、今回覚えたミニ保険(少額短期保険)を検討してみてください。

ただし、ミニ保険にも、

・事業者が破綻したときの保護制度がない(普通の保険は一定範囲内で保護される)

・所得税にかかる保険控除の対象外である

などの注意すべき点がありますので、加入を検討する際は事業者の経済状況や所得控除とのバランスも考えて選んでくださいね。

それでも、ミニ保険は異業種(大手ショッピングモール、ネットサイトなど)からの参入も増えて年々活気づいている保険分野 です。

2016年以降、ますますその存在感と必要性が高まっていくことが予想されるので、今後も引き続きチェックしてください!

【参考リンク】

・一般社団法人 日本少額短期保険協会(http://www.shougakutanki.jp/general/index.html)

●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)

●モデル/前田彩(桃花ちゃん)

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