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のせるだけの時短メニュー! おうちで作る「田楽味噌」の簡単レシピ

  • 2016.10.15
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懐石料理などでよく見かける「味噌田楽」。おいしいのはもちろん、見た目もオシャレなので、ぜひとも真似したいメニューです。

© promolink - Fotolia.com

これに使われる田楽味噌は、自宅でも簡単に作ることができます。しかも、一度作っておけば、いろいろな食材と合わせてバリエーション豊富な田楽メニューが楽しめるというスグレモノ。

そんな田楽味噌の簡単な作り方と、使い方のアイデアを紹介します。

■味噌田楽とは?

味噌田楽は、味噌に砂糖などを加えて作った「田楽味噌」を、豆腐・こんにゃく・根菜などに塗って焼いた料理。

食材を串に刺して焼くスタイルが一般的ですが、味付けや調理方法のバリエーションは、実はとても豊富です。

■オリジナル田楽味噌の作り方

今回は家庭で簡単にできて、使いやすい田楽味噌の作り方です。

<作り方>

鍋に味噌・砂糖・酒・みりんを入れて火にかけ(弱火)、好みの質感になるまで練りながら煮詰めたら完成。

<分量の目安>

一般的なあわせ味噌を使用する場合は、味噌2:砂糖1の割合で、酒・みりん少々が目安。火にかけて練っていくので、最初は少しゆるいかな…という程度に、酒・みりんで調節しましょう。また、味噌によって甘さが違うため、味見をして砂糖の量を加減します。

炒りゴマ・すりゴマ・すりおろしたユズ皮・木の芽などを一緒に練り込んでもOK。味噌はできれば、こし味噌を使用しましょう。大豆の粒が残っている味噌は、一度裏ごしするとなめらかに仕上がります。

オリジナル田楽味噌は、保存容器に入れ、できるだけ空気に触れないようにして冷蔵庫に入れておけば、一か月程度は日持ちします。

ただ、容器の開け閉め、味噌を取り出すときに調理器具が触れることなどによって変質が進んでしまうことも。たくさん作ったときは、小さめの容器に小分けして保存することをおすすめします。

■オリジナル田楽味噌の使い方

田楽味噌ができたら、いろいろな食材とあわせて楽しみましょう。

●豆腐田楽

© promolink - Fotolia.com ※写真はイメージです

豆腐の水気を切って適当な厚さに切り、フライパンで両面に軽く焦げ目がつくまで焼き、田楽味噌をのせます。

●焼かないコンニャク田楽

© Reika - Fotolia.com ※写真はイメージです

みりん・しょうゆ各少々で味をつけた出し汁に、下茹でして適当な大きさに切ったコンニャクを入れ、5分ほど煮てから火を止め、そのまま冷まして味を染み込ませます。田楽味噌をのせたら完成です。

●バター風味のナス田楽

© gontabunta - Fotolia.com ※写真はイメージです

ナスを縦半分に切り、皮の面に格子状の切り込みを入れます。フライパンにバターを熱し、ナスに火が通って両面に軽く焦げ目がつくまで焼いたら皿に盛り、田楽味噌をのせます。

■盛り付けを工夫してセンスアップ!

「THE・味噌田楽!」という雰囲気を楽しみたいときは、やはり食材を串に刺して提供するのがおすすめ。しかし、自由に盛り付けを楽しめることも、オリジナル味噌田楽の魅力です。

たとえば、小さめにカットした食材を、少し深さのある器に入れて味噌をのせたら、和の趣たっぷりな小鉢料理に。三つ葉・ネギなど、青いものを少しのせると、よりおもてなし向きになります。

洋の食卓なら、一口サイズにカットした食材をピックに刺してピンチョス風に。また、キュウリ、ニンジンなどの野菜をスティック状に切り、田楽味噌をディップ替わりにしてもおしゃれです。

作り置きしておけば、夕食のおかずとしてはもちろん、おもてなし料理の前菜にも、サラダにも使える田楽味噌。オリジナル田楽味噌は、特別な材料をそろえなくても簡単に作ることができます。

(森川ほしの)

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