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男子も女子も歓喜!「膣トレ」で得られる夜のお楽しみ&意外なメリット

  • 2016.10.15
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最近、密かに話題となっているのが“膣トレ”。

膣のトレーニングというと「夜のため?」と思われるかもしれませんが、現代人はその生活様式の変化から膣周辺にある骨盤底筋群が弱くなっていると言われています。骨盤底筋群が弱くなると更年期以降や出産後の尿漏れや頻尿に悩まされたり、ひどくなると子宮が膣から出てきてしまう子宮脱という症状を起こすことさえあるのです。

そこで今回は、身体機能についてのテキストも手がける筆者が、簡単にできる膣トレの方法をご紹介します。

 

■膣トレによるうれしい効果って

膣トレと言っても、実は骨盤底筋群という骨盤付近にある筋肉を鍛えるトレーニングを指します。骨盤底筋群はそれだけで動くのではなく、お腹の筋肉や横隔膜、肩周辺の筋肉とも連動していることが分かっているので、膣トレをすることで背筋がピンと伸びたきれいな姿勢を保てるようにもなります。

しかも、膣トレで骨盤底筋群を鍛えると経血コントロールまで出来るようになり、鬱陶しい生理を早く終わらせることができたり、長時間用の大きなナプキンを付けなくてもトイレで経血を排泄したりできるようにさえなると言われているのです。

 

■1日たったの3分!通勤時のバスや電車の中で

(1)背筋をピンと伸ばした状態で気持ちをリラックスさせます。このとき、立っている場合は足を肩幅くらいに開いて立ちます。座っている場合は、膝をきちんとつけて90度の角度に曲げて座ります。

(2)鼻からゆっくり息を吸いながら、膣を上に引き上げるイメージで膣から肛門周辺の筋肉に力を入れて締めていきます。

(3)息を吸いきったら息を止めて、更にギュッと締めながら5秒から8秒キープ。

(4)次に口からゆっくりと息を吐きながら全身の力を抜いていきます。

これを3分ほど繰り返すだけです。

 

■お風呂でできちゃう簡単膣トレ法

バスタブにつかってリラックスしている時は全身の血行が良くなるため、膣トレ効果も高まると言われています。

(1)バスタブにつかり、ある程度体が温まったらリラックスした状態で足を前に伸ばして座ります。

(2)膣から肛門にかけての筋肉をゆっくり締めたり緩めたりします。これも1日3分程度でOK。

 

今回は膣トレって気にはなるけど、時間もないという人向けに日常生活の中でたった数分で出来るトレーニング法をご紹介しました。特別目立つような動作もないため実践しやすいかと思うので、ぜひ試してみて下さいね。

【参考】

※ 骨盤底筋群機能障害に対する評価とアプローチ
【筆者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ Svyatoslava Vladzimirska / shutterstock

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