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ちょっと変えるだけ!大人の垢ぬけメイクは「脱黒」がポイント

  • 2016.10.15
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インスタグラムをスクロールしながら、「あ!こんな洗練美人になりたいな」と日々思っている方は多いはず。素敵な女性が多くていい見本になりますね。

ファッションを真似したり、ヘアーを真似したりと変化を楽しむことが女性の特権だと思いますが、やっぱり忘れてはいけないのがメイク!

せっかくおしゃれに着こなしたファッションにずっと同じメイクをしていませんか? それでは、どことなく垢抜けない印象になってしまいます。

そこで今回は、ニューヨーク、ロンドンでさまざまな女優やモデルたちにメイクをしてきた筆者が、少し変えるだけだけど劇的変化を生む簡単垢抜けメイクポイントをご紹介します。

 

■垢抜けメイクのポイントは思い切って○○を捨てる!

垢抜けメイクポイントは“脱黒主義”です。黒で引き締めなくていいの?と思われるかもしれませんが、その脱力感、抜け感がしっとりとした大人の女性の余裕を演出します。

ファッションでもビックシルエットやエフォートレスが流行しているので、抜け感があるメイクは全身のこなれ感を引き出してくれるのです。黒でがっちり目元を固めたメイクに合いそうなのはボディコンシャスな洋服やスモーキーアイなメイク。合わせ方によってはどことなく昔風に見えがちなので要注意!

 

■脱黒メイク1:茶色シャドー×茶色ライナー×茶色マスカラ

脱黒レベル1の取り入れやすいメイクです。茶色のアイシャドウをまぶた全体、少しいつもより広めに広げます。その後、茶色のライナーで根元を埋めて、ライナーはぼかしましょう。まるで内側から茶色がにじみ出てくるような印象に。

そして茶色マスカラで仕上げを。オフィス内ではナチュラルなこなれメイクですが、外の日にあたるとマスカラの茶色って意外と見えるもの。あれ?まつ毛が茶色なんておしゃれだな……と印象を与えることができるはず。そしてすべてのトーンが軽めのチョイスなので、どことなく海外の方のような目元に。

ただし、全体を茶色トーンにすると血色が悪く見えがち。このメイクをするときは、チークでしっかりと血色を出しましょう。

 

■脱黒メイク2:少しキャットアイ×ノーカラーシャドー×ダークブラウンマスカラ

脱黒レベル2の“少しキャットアイ”のブラウンライナー使い。ここのポイントは“少し”です。少しって何!?と思われるかもしれませんが、がっつりキャットアイはエフォートレスなこなれ感は演出できません。前から見た時にちょんと見えるくらいのブラウン跳ね上げがオススメ。この時は少しダークめなブラウンマスカラで洗練スパイシーさをプラス。そしてまぶたはこれ以上エフォート感が出ないように、あえてノーカラーで! ツヤだけ出しても素敵です。

レベル2のメイクで気を付けたいのは、キャットアイの跳ね上げがいやらしくならないように、しっかり前からチェックしながら少し跳ね上げること。ポイントは上まぶたの切れ目から繋げることです。そして跳ね上げの終着点は前から見て下まぶたの延長線上がベスト。

 

■脱黒メイク3:カラーライナー×ブラウンマスカラ

脱黒レベル3は、ファッション要素をいれた最旬顔アイメイク。ファッションでもマスタードカラーやボルドーが流行しています。今流行のボルドーのラインを目尻だけに引き、ブラウンのマスカラでエフォートレスなカラー使いを!

ただし、カラーを主役にするメイクをする時は、必ずファッションで何色を取り入れるか確認しましょう。その色味を合わせないとチグハグな雰囲気になってしまいます。例えば、ボルドー投入ファッションならボルドーカラーメイク。マスタードカラー投入ファッションならブラウン系、イエロー掛かったアイシャドウ。モスグリーン投入ファッションならモスグリーン系のアイライナーで。

 

いかがでしたか? “脱黒主義”はなかなか勇気がいる一歩ではありますが、そこを変えるだけで一瞬で最旬顔になれる秘訣でもあります。もっと垢抜け感、最旬顔を手に入れたい方はぜひ一度試してみて!

【筆者略歴】

※ 小笠原彩 ・・・メイクアップアーティストとしてロンドン、NY、東京とランウェイや雑誌・広告のメイクを手掛けハリウッド女優顧客も持つ。2015年に美容プロデュース・コンサルティングの会社を立ち上げ、アジア方面での貢献事業、講演、商品開発も行っている。

【画像】

※ AlikeYou / shutterstock

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