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友達のフリして実は敵!? “フレネミー”なママ友の特徴と対処法

  • 2016.10.11
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友だちだと思っていたのに、会ったあとにドッと疲れてしまう。理由はよくわからないけれど、イライラやモヤモヤが残ってしまう。そんな人間関係、あなたの周りにはありませんか?

もしもそうなら、その相手は“フレネミー ”かもしれません。

フレネミーとは、“フレンド(友だち)”と“エネミー(敵)”を混ぜ合わせた造語です。友だちぶっているけれど実は敵。表面上は仲良しを装いながらも、裏ではあなたの悪口を言ったり、批判したりしている人を指します。

女性に多いといわれるフレネミー。特に、嫉妬や羨望の渦巻くママ友関係の中ではしばしば遭遇してしまうようです。

フレネミーママには一体どのような特徴があるのでしょうか。体験談からひもといていきましょう。

●(1)巧みに悩みを聞き出して、あっという間に周りに拡散する

『夫の浮気が発覚し、心身ともにボロボロになっていたときのこと。ママ友のひとりが心配そうな顔をして、「最近様子が変だよ、とても心配だよ。話を聞くだけしかできないけれど、よかったら何でも相談してね」と近づいてきたんです。

心が弱っていたせいか、思わず泣きながら全てを打ち明けてしまった私。彼女は何時間でも延々聞いてくれました。

親身になってくれる友だちができてよかったと思っていたのもつかの間。ある日、そのママ友が私の悩みを四方八方にバラしてまわっている ことが明らかになったんです!

それどころか、「旦那さんに浮気されるなんて、よっぽど女をサボってるって証拠よね〜」とからかわれてもいました。もはや人間不信です』(35歳女性/主婦)

言葉巧みにこちらの本音やグチを引き出し、それを周囲に拡散させる。これは典型的なフレネミーママの特徴です。

知り合ったばかりなのに親友ヅラで近づいてくる 、こちらを質問攻めにするのに決して自分の話はしない……そんなママ友がいたら、少し疑ってかかったほうがよさそうですね。

●(2)ホメているふりして、バカにしてくる

『ホメてるふりして、実はけなしてくる。ワーママのA子はいつもそうです。この間は私に向かって「専業主婦って偉いし、スゴイよぉ。家族の奴隷みたいなのに 、よく耐えてるね! 私には絶対ムリー」だって。これって、ホメてないですよね?』(29歳女性/主婦)

『幼稚園バスの停留所で会うママ友。たまに朝からメイクして行くと、「あれ? 見違えたわ。お化粧したら美人さんなのね! 」と言う。スッピンはブスって言いたいのかよ』(32歳女性/パート)

会話の端々に自慢やマウンティングを織り交ぜてくるのも、フレネミーママの得意技。どこか相手をバカにしているような態度が見え隠れしたら、フレネミーを疑うべきでしょう。

●(3)間違ったアドバイスをし、相手を失敗させてほくそ笑む

『一緒にいると、どう考えてもダメなほう、失敗するほうを私にすすめてくるママ友がいます。

先日子どもの運動会があったのですが、「ギリギリに来れば大丈夫だと思うよ〜。毎年そんなに並んでないし、ウチもゆっくり行こうかなと思ってるよ」と言ってきました。

事情に詳しそうだったので彼女の言うとおりゆっくり出たら、校門前には既に長蛇の列 。私たち家族は校庭の端っこにしか座れませんでした。

そのくせ、自分たちはキッチリ早めに来ていて、観覧席のセンターを陣取ってるんですよ! 腹が立ってたまりませんでした』

フレネミーは、相手の失敗を見てほくそ笑むのが何より大好きです。「この人の言うとおりにしていると、なんだか毎回失敗してしまう」という相手がいるなら、いちど注意してみるべきでしょう。

●もし出会ってしまったら、とにかく「褒めて逃げる」べし!

このように、人間関係において面倒ばかり起こすフレネミーママ。

もしも出会ってしまったらどう切り抜ければいいのでしょうか。街のママたちが取っている対処法を聞いてみました。

『とにかく相手を立てる 。あなたのほうがステキ、あなたのほうが幸せ、あなたがとっても羨ましい!と顔を合わせるたびに褒めちぎって、嫉妬の対象外にさせる』(40歳女性/歯科医師)

『情報を絶対に与えないようにして、コイツとは付き合うメリットが何もない と思い知らせる』(38歳女性/公務員)

『「誰それがアナタのことを悪く言ってたよ」などの発言は、全て無視する。こういうのに振り回されるとだんだん取り込まれていってしまうから要注意です』(27歳女性/薬剤師)

多くのママたちが、相手と同じ土俵に上がらない ように気をつけながら、徐々に距離を置いて逃げていくと述べました。

また、フレネミーが欲しがっているのはアナタという存在ではなくアナタの情報だけ。情報を与えなければ近づいて来ることもなくなるでしょう。

思わずフレネミーに情報を与えてしまうという人は、そうすることでフレネミーが友だちのように振る舞ってくれることに安心感を得ていませんか? それは大人どうしの健全な関係ではありません。

取り込まれ、振り回されてまで、そんなニセモノの友人関係を保っていたいのかどうか。いま一度冷静に考え直してみましょう。

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いかがでしたか?

人間関係において重要なのは、「相手を変えようとしない」ということ。気になる相手がフレネミーなのだと分かったら、サッと手を引き、いち早く距離を取るのが賢明です。

フレネミーママに悩まされている時間を、本当の友だちや家族などに使うように心がけましょう。そうすれば、あなたはもっと自由で楽しく生活できるはずですよ。

●文/パピマミ編集部

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