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朝早起きしてはしごしたい。代々木公園近くの行列ができるベーカリー「365日」とカフェ「15℃」

  • 2016.10.7
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個性的なカフェやショップが立ち並ぶ、代々木公園近くのおしゃれエリア「奥渋谷」。今、ここで最も注目を集めているお店がベーカリーショップ「365日」と、その姉妹店であるカフェ「15℃」です。ユニークな名前を持つこれらのお店。中をちょっとのぞいてみましょう。

毎日でも足を運びたくなるパン屋さん「365日」

代々木八幡駅から徒歩2分のところにあるベーカリー「365日」とカフェ「15℃」。これらを手がけるのは、パン職人兼菓子職人であり、料理人でもある気鋭のシェフ杉窪章匡(すぎくぼあきまさ)氏。発酵を行わずに急速冷凍を用いた製法など、パンの常識を覆す独創的なパンが人気を呼び、連日お店は人だかりができています。

人気の秘密は製法だけではありません。使う食材のほとんどは国産。中でも、パンに使用する全15種類の小麦はすべて国産で、杉窪さん自らが産地にわざわざ足を運んで選びぬいた、こだわりの素材を使用しています。

「365日」のラインナップは、ハード系からお食事パンまで50種類以上。そのうち、約30種類が常時、店頭に並びます。中でも人気の商品が、やわらかいパンに濃厚なチョコガナッシュを挟み、たっぷりの粒チョコをトッピングした「クロッカンショコラ」(290円)。粒チョコのサクサクとした食感もたまりません。

もちもち食感の「あんぱん」も、ぜひ押さえておきたいところ。あんこの原料となる小豆は、傷んだものはひとつひとつ手作業で取り除いてから調理するという徹底ぶり。「十勝有機小豆×あんぱん」(170円)と「白こしあん×あんぱん」(170円)の2種類があり、どちらもとろっとやわらかく、上品な甘さの餡を楽しめます。

スタイリッシュでおしゃれなカフェ「15℃」

今年3月、「365日」から徒歩30秒の場所に、姉妹店であるカフェ「15℃」がオープン。こじんまりとした「365日」の店舗と比べて、「15℃」はテーブル席が12席、カウンター席が8席用意された広々とした空間です。

店内には「365日」で販売されている30種類のパンのうち、約10種類が並びます。また、ショーケースには、オリジナルスイーツ、惣菜、焼き菓子があるほか、野菜や米、乾物、書籍なども販売。さながら“食のセレクトショップ”です。

個性的な店名「15℃」とは、世界の平均気温のことなのだとか。店内にある壁面本棚には、食の書籍以外にも世界の文化、旅、環境、平和にまつわる本がずらりと並びます。書籍のセレクトは、下北沢の書店「B&B」が手がけています。

カフェスペースでは、かつて「365日」で販売され、人気を博していたモーニングセット「モーニング365日」「クロックマダム」や、注文をしてから作り始めるという「サンドイッチ」や「ハンバーガー」、ハンドドリップでていねいに淹れたコーヒーなどを味わうことができます。

サンドイッチは全6種類。中でも人気のメニューは「いわしサンド」(900円/フレンチフライ付き1050円)。甘酢漬けされた玉ねぎ、レモンの酸味と、コリアンダーの香りがアクセントになった、さっぱり風味の一品です。

さまざまな種類のパンを味わい尽くしたい方は、ベーカリーショップ「365日」へ。ゆったりとした時間を過ごしたい方はカフェ「15℃」へ。その日の気分にあわせて、毎日でも足を運びたくなる素敵なお店です。

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